期待度♪♪♪
去年は北九州だったけど
今年は、福岡の西鉄ホールに来てくれてうれしい(*^_^*)
去年は行けなかったけど、今年はなんとか観に行きたい。
今までと作劇方法を変えたそうなので、
実験的な部分も楽しみたいです。
最も注目される演劇人の1人・前川知大
第一線を疾走していながら岸田戯曲賞が取れない前川知大。
だがそんなことはどうでもいい。実力は折り紙つきだ。
初の外部演出で作品世界がどう広がるか、注目だ。
期待度♪♪♪
鬼が出るか蛇が出るか
昨年、『奇ッ怪 其の弐』と『太陽』で読売演劇大賞を受賞した前川知大の、待望の新作。
演劇では表現することがなかなか困難なSFに果敢に挑戦し、しかも成功を収めてきた前川氏であるから、また斬新なSFを期待したいところである。しかし、氏のブログを読む限りでは、今回の作品、これまでとはかなり毛色の変わった作品になりそうだ。
今回の舞台製作に当たって、前川氏は劇作のみに専念し、演出は小川絵梨子氏に任せることにしている。昨・演出を兼ねる劇作家が少なくないのは、他人の演出法を信頼していないからだったりするのだが、その点、前川氏は自分の作品をいかようにでも料理して下さい、という姿勢のようだ。
もう一つ、『MISSION』は「ワーク・イン・プログレス」の手法で制作されている。簡単に言えば、最初から決定稿となる台本はなく、イキウメの劇作家も俳優も文芸部も角突き合わせてエチュードやディスカッションを繰り返し、さらには途中経過をギャラリーに公開して意見を仰ぎ、よってたかって芝居を作っちまおうという、いささか乱暴な制作方法である。
ブログを読むと、一応の大筋はできたようで、「家族と叔父さんの物語」になるような気配だ。けれども情報制限しているからだろう、あとの中身はサッパリ分からない。
この制作手法が、果たして吉と出るか凶と出るか、それを確かめに観に行くつもりだ。