満足度★★★
今更ですが
自分の好きな時事ネタ満載でたのしかった
となりの人がごそごそしてて気になった
終演後すごく急いで客席を立たれたが、トイレ我慢してたのかな
満足度★★★
見せ方はいまいち
セットを動かすためとは言え、ほぼセンターのみ見せられるのはちょっと箱サイズに合ってないように感じた。(左右ブロックから見ると死角があるし)
ただ、見終わって約二時間経ってたのにはビックリしたが。
満足度★★★★
役者が真直ぐに脚本に乗って
役者達の個々に力を感じつつ、
個人技ではなく、あくまで脚本の力で
物語に観る側を引き込み、
笑いもとって・・・。
その舞台力にしっかりと引き込まれました。
満足度★★★★
枠にはまらない魅力!
演劇で,キチンとした筋立てで作ると「テレビドラマ観に来たんじゃない」って方が必ず現れます。適当に,壊す・崩す,それが当劇団ぽくって満足です。真面目な方には,当劇団の演出する混沌がちょっと付いていきにくいかも知れない。でも,思いつきばったりでは決してないと思います。広い舞台を4畳半で使ってる!と思ったのですが,やはり仕掛けあり。ワタクシ的には満足な感じでした。
満足度★★★
「正しさ」の不確かさ
裁判員制度を中心に、死刑制度やホームレス、生活保護、差別、テロ、マスコミといった様々な社会問題ネタを扱い、それに悪夢的で不条理なエピソードが絡まる、盛り沢山なブラックコメディーでした。
過去に関係を持った女子生徒を間接的に殺してしまったことに負い目を持ち、また、「林ライス事件」の裁判員として選ばれ、有罪の判決に荷担してしまったことに悩む元教師の住むボロアパートに、他の部屋の住人や大家、生徒の両親、一緒に裁判員をした人達、さらにはホームレス等が訪れて精神的に追い詰められて行く様がコミカルに描かれていました。
虚実ないまぜになって破局を迎える終盤の展開が、何が正しいのかが分からず混乱する現代人の姿を描いているようで印象的でした。
多くの人が立ち代わり入れ替わりでやってくる構成や、ギャグ的なしつこいやりとりや、横にスライドして転換する舞台セット等、典型的な長屋を舞台にした人情喜劇をイメージした形式の中に様々な倫理的な問題を盛り込み、はっきりと結論を出さない終わり方は、観客もそれらの問題と無関係ではないというメッセージが感じられました。
色々と盛り込み過ぎて焦点がボヤけた印象になっていたのが残念でした。不謹慎系の笑いはもっと過激でも良いと思いました。
満足度★★★★
全部のっけ
四畳半に現代日本の問題点を全部盛りにした感じの“ふざけた社会派”は
ふざけていちゃあ出来ないようなマジな問いかけを投げて来た。
受け止める私たちに心の用意はできていたか?
満足度★★★
実在の事件である必要性???
演劇ってマイナーな存在だし、世間への影響も少ない訳だから不謹慎であったり反社会的であろうと、とんがった部分があった方がむしろ良いと思う。が、この話、一見 “ 毒カレー事件 ” を基に裁判員制度・死刑制度・冤罪の問題を笑いを交じえながらも提起する、みたいな形をとってはいるが、何ひとつ強烈な主張もメッセージもない。
批判・批難されてでも伝えた事があるで無く、話題づくりの為に実在の事件を題材にしているとしか感じえなかった。
色々、話しの収束もされる事も無く、脚本が浅い。
満足度★★★
ちょっと消化不良
役者さんの演技や、舞台装置・照明などはものすごく自然で
引き込まれる。
主人公の感情のメリハリや、それぞれの思いもなかなか。
でも話がどうしてもつながらない。パーツパーツはわかるのだけど、
全体にしてしまうと、どうしても頭の中が???になってしまうのが残念。
満足度★★★
茶番
毒入りカレー事件をベースに国名こそ出さないものの、アメリカであることが明らかな「対テロ戦争」「誤爆」事件とを絡めて、事実と正義のギャップを笑い飛ばした作品ではあったが、笑い飛ばすことで何が見えてくるというでもない所に自嘲と世界の茶番を見抜きながらどうにもならない憂さ晴らしが見て取れるようであった。実際、和歌山の事件の犯人が誰であるにせよ、事件は、エアコンの効いたビューローで制作されるのである。アフガニスタンを攻撃したアメリカの目的は明らかにBTCパイプラインであり、タリバンがビンラディンを遇したことではない。またイラク攻撃にした所で、イラクは大量破壊兵器を持ち、且つ迅速に西側に多大な損害を与えることができるという大ウソも捏造されていた。9.11も未だにヤラセ疑惑を払拭できないばかりか、イランの「核」開発については矢鱈、とやかく言うのに、イスラエルの核武装については口を閉ざしたままである。情けないのは、こんな茶番に我が国も大きく関わっていることである。その日本の、事実に対する、また、人間の権利に対する哀れな対応も笑われているとみてよかろう。