満足度★★★★★
違いを楽しむ
「平田オリザ演劇展vol1」から1年を経て、「3.11」を思い起こしながら味わう「さようなら」と「銀河鉄道の夜」。「隣にいても一人」の3つの地域編を見比べて、個々の作品の独特さを体感。不条理を楽しむ「阿房列車」と「思い出せない夢のいくつか」。一度に色々な種類の作品を楽しむ事が出来て、有意義な企画。今から今年度末の「vol3」にも期待してしまう。
満足度★★★
さようならver.2
気のせいかもしれないが、昨年よりも表情がチューニングされたかも。良作の予感がするが、尻切れトンボ。ソフトの世界ではVer.3で一旦の完成を見ることが多いので、次作に期待。
満足度★★★★
アンドロイド
初めてアンドロイド演劇を見たのですが、なんだか不思議な気分でした。死が迫る人間とそれに寄り添う機械であるアンドロイド、その違いそして人間の死とは?というのも考えさせられる作品でした。男との会話と言うのがアンドロイドというものの意味を表している様に思いました。
勉強になりました。ありがとうございます。
満足度★★★★
かなり悲しい話だった25分
アンドロイドが、育てた女性との別れと、ふと出会えた男性とのコミュニケーションが、コラボしてましたね。最後の「やしの実」の歌は、続々編の伏線でしょうか。早く続きがみたいです。
満足度★★★★★
思い出せない夢から覚めて阿房列車に飛び乗る
なんとなく別々にではなく、1日にまとめて観てみました。
そのせいか、2つの作品の面白さが引き立って、
観ながら比べて楽しめて良かったように思います・・。
内田百閒は自分も大好きな作家なんですが、
阿房列車には、作家のひょうひょうとした雰囲気が思いがけない形で描かれてるようでもあり、
また、狐にでもつままれてるような(笑
不思議な味わいの残る作品であると同時に、
同じセットを使った「思い出せない夢のいくつか」と比べて楽しめるパーツが
物語の中にたくさん組み込まれていて、
二作品に横溢する遊び心を楽しみながら観れました(笑
「ソウル市民」と「サンパウロ市民」のように、
別々の話でありながら、
微妙にゆったりと物語が
星の話などですこしずつリンクしつつ、
物語の構造が組みあがっていくようにして
姿を現してくるのを見るのは、
なかなか楽しい経験でした(笑
これからこれらの作品を観る人は、
土曜日など、同じ日に二作品を続けて観られる日程を考慮した方が
良いかもしれない、などとぼんやり感じたりもしました。
満足度★★★
銀河鉄道の夜
子供向けなので大人が鑑賞するにはいささか物足りないが、退屈するほどでもない。原作をよく覚えていない方は、童心に戻って楽しめるのでは。
満足度★★★★★
阿房列車
普通の会話ひとつひとつが実に味わい深い。いい作品にいい役者。この企画、昨年と比べ、トークが録画から生になり、スタンプラリーがなくなった。