期待度♪♪♪♪♪
アイルランドのブライアン・フリール翻案版「ワーニャおじさん」と、韓国のユン・ソンホの“現代韓国版ワーニャ伯父さん”「寂しい人・苦しい人・悲しい人」の交互上演。両作に出演する役者さんもいるようだし、とても興味深い企画。
期待度♪♪♪♪♪
立ち上げから観ているユニークなリーディングの会。第三弾は二本立てでしかもそれなりの料金。ファンを選別するハードルである。さよならするには惜しいのだが・・
「ワーニャ」だけでも観ようと目論んだが、不意の体調不良でワニャに。・・もとい、ワヤに。
案内にはこの表題でありながら「フライアン・フリール作」とある。アイルランドの劇作家、とだけ認識のある(「ダンシング・アット・ルーナサ」は二度観た)。あらすじを読む限りは「翻案」ではなさそうだが台詞劇としてどう仕上げたのか気になる一品(ひとしな)。
一方の「寂しい人・・」はあらすじから「ワーニャ」の翻案と思しい。するとあのチェーホフ作品「かもめ」「三人姉妹」を日帝植民地下の朝鮮に置き換えた秀逸な翻案「カルメギ」「外地の三人姉妹」を書いた、ソン・ギウンを思い出されたが、こちらはユン・ソンホ。ただしこの人の名は(同音姓名でなければ)「カルメギ」での演出助手に名を連ねており、同趣旨の試みを(ソンギウンと同じ)植民地下朝鮮でなく現代朝鮮で行なったと推察され、興味はいや増して高まるが・・・観に行けない。
今回のパンケーキは(予想通り?)無念に終われり。
期待度♪♪♪♪♪
「旅するワーニャおじさん」、ですか!
パンケーキの会さんの企画、とても興味があります。
あの「ワーニャおじさん」が、「寂しい人、苦しい人、悲しい人」とどのような結びつきで描いてくださるのか、とても楽しみな公演です!!
期待大で楽しみにお待ちします。
期待度♪♪♪♪♪
予定2025/04/16 (水) 13:00
伊藤毅さんによる演出。韓国版ワーニャおじさんとのこと。新潮文庫の「かもめ・ワーニャ伯父さん」のワーニャ伯父さんは未だ読んでいない。読んでおこうとおもう。
期待度♪♪♪♪♪
チェーホフの「ワーニャおじさん」(1898年初演)から約100年後、
アイルランドの劇作家ブライアン・フリール翻案の「ワーニャおじさん」(1996年初演)、
そこからさらに22年後、韓国の劇作家ユン・ソンホの「寂しい人・苦しい人・悲しい人」(現代韓国版ワーニャおじさん)(2018年初演)。
登場人物の魅力と人間の普遍性を感じさせる名作から生まれたこの2作品を、私は知らなかった。時代を超えて、どんな「ワーニャおじさん」が息づくのか、私も一緒に旅したい。