満足度★★★
初日マチネ観劇
楽塾初見。
シェイクスピア劇の定番作が、純和風の古典怪談も挿入された、歌って踊ってテンポよく進められた恋バナ活劇。
前半までかなり自由さが見られたけど、第三幕からグッと芝居らしい雰囲気に。見ているだけで42.195kmのフルマラソン完走したような気分。
初日の為か一部キャストのリズムや台詞回しが乗れてない感が見られたような。どこまでがオリジナルソングか懐メロなのかわからなかったけど歌謡ポップスや宝塚風歌唱、マンボに名作映画挿入曲と聴いてるだけでも、まるで飛び出す絵本を読んでいるような3Dの臨場感を思わせた。見ている側もつい歓び溢れるような舞台だった。
コメント文で主宰の流山児さんは「普通の」という言葉をよく引用をされているのを見かけるが、普通にしてはちゃんと舞台として成立していたし、木戸銭払っていいレベルの舞台だと思う。