実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/12/15 (日) 13:00
4日前に観た清水邦夫「楽屋」同様、古典落語の如く何度観ても観る度に楽しめる傑作戯曲。内容を熟知しているだけに序盤ではどの人がどの役か推測したり、話が進むと「来るぞ来るぞ……キターーーッ」とワクワクしたり存分に楽しむ。
あと、版が複数あるというこの戯曲、夏に観たものにはなかった「短時間でバカと賢いを繰り返す矛盾」に関する台詞や他作品で引用されることもある「あの少年は貴方の息子さんではありません」があった一方「今は皆さんが私を説得する流れでは?」がなかったのは意外。
実演鑑賞
満足度★★★★
安定、安心の戯曲。
映画は何度も見ているが舞台では2度目。展開は分かっていても理性とエゴと論理の交錯を楽しんだ。
ただ何となく綺麗過ぎた、と言うか落ち着いた印象がある。
3号はもっともっと感情ぐじゅぐじゅな姿が見たかったかな。
とは言え、面白かった。