実演鑑賞
満足度★★★★★
面白かったです!大いに笑いました。観劇納めにぴったりでした。
文豪の皆さんの名前は覚えられないままでしたが(笑)
雪の積もる有馬温泉の老舗旅館で一室に詰め込まれる文豪たち。真ん中に炬燵がありいい雰囲気ですが、実際田舎で掘り炬燵を使っていた身には心配です。
ほら!言わんこっちゃない!!潜って隠れていたら火がついて・・・
実演鑑賞
満足度★★★★★
抜群の安定感で、安心して観ていられる。それぞれの登場人物が
個性的で面白く、舞台中央の掘りごたつがとても効果的に使われて
いて感心した。
実演鑑賞
満足度★★★
大正12年12月25日、兵庫県有馬温泉にある旅館「梅梅坊(うめうめぼう)」。色々なものから逃れて女流作家・宇田川美樹さん(林芙美子っぽい?)が宿を取るも不手際で相部屋をお願いされる。原稿300枚を一週間で仕上げないと借金を返せないと煽る書生(永石匠氏)。
「梅梅坊」の若女将・高宗歩未さんは色っぽい美人で川島なお美っぽくもある。大女将・椎名亜音さんは『ガラスの仮面』で野際陽子が演じた月影千草っぽくもある。この配役は見事。
藤堂瞬氏(夏目漱石?)、佐藤弘樹氏(有島武郎?)、夢麻呂氏(小林多喜二?)、オオダイラ隆生氏(太宰治?)、那海さん達そこに偶然居合わせた文豪達を焚き付けてどうにか原稿を書かせるコメディ。
エリザベス・マリーさんの天井の梁を伝って移動するギャグは大受け。
矢島美音(みのん)さんはアイドル顔。
書道家・遠藤しずかさんの来年の一字は何だったのか?
はらみかさんの高級娼婦も見事。
この作家は脚本よりも演出の方が優れているのかも知れない。原稿用紙でキャスト紹介するオープニングや、音楽と役者の動きだけで時間経過を組み立てるモンタージュが素晴らしい。こういう工夫が観客を喜ばせる。空間の技術。