実演鑑賞
満足度★★★★
西嶋咲紀の一人ユニット、酔ひどれ船 の公演、「父と暮せば」をがっつり二人芝居で。90分。1月20日まで北千住BUoY(ブイ)。
https://kawahira.cocolog-nifty.com/fringe/2025/01/post-574ae0.html
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/01/10 (金) 14:00
出演者の藤森太介さんと、酔ひどれ船の主宰であるい西嶋咲紀さんの広島弁、観客には有り余るほど広島弁として伝わって来ました。この映像、西嶋さんが広島に取材に行かれて撮られた映像を使っておられ、その姿勢が作劇に深く反映されているのだなと感服。
藤森さんは私より少し若い同年配、広島弁であのボリュームの台詞を覚え、二人芝居に取り組んでおられて相当苦労なさっただろうなと敬服の念を覚えました。娘への叱責、あれはあの時代の世代の方の父親の娘への哀願/祈りの表れだと受け取りました。
西嶋さん、良い戯曲、良い方をお選びになられたなと
実演鑑賞
満足度★★★★
上演頻度が非常に高い井上ひさしの名作だが、これはまた何とも素朴な味わいのある公演だ。これこそこの名作が描いている父娘の姿ではないかと感じられた。廃業した銭湯の跡を利用した劇場で上演されたのも味わいある素朴さの醸成に貢献している。立派な劇場で上演されていたら、この素朴さは出なかっただろう。