玉田企画『果てまでの旅』 公演情報 玉田企画『果てまでの旅』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-8件 / 8件中
  • 満足度★★★★

    当たりでした
    どんなんだろーと思ってましたが、これは当たりでした。誰もが共感できる修学旅行の旅館でのボーイズ&ガールズ・トーク。コントのようでもあり、妙にシリアスでもあり、大いに楽しめました。

  • 満足度★★★★

    面白い
    中学生の修学旅行の夜のあるあるネタ。
    だけど、当パンにもあるように今とあまり変わっていなくて笑えた。
    中学生の頃の純粋さが無くなったなぁ。

  • 満足度★★★★★

    面白かった
    「中学生日記」(Q.B.B)を思い出したりしました。

    ちなみに、空気(雰囲気)が悪くなったのを
    「ここからここまでは(実は)ネタだった」と言うのはわかる気がする。

    ただ、それには掛け合いをする二人とも、それなりに
    冴えている必要がある(笑
    ので、片方が「こっからはネタだって、アツくなんなよ」と言っても余計怒らせるだけだったりするし、
    二人の無駄なやり取りを見ていた第三者が
    「まぁまぁ、こっからはネタっしょ?空気読めって」
    みたく仲裁したところで、
    「?・・はぁ、違ぇし(怒」(ここだけ二人シンクロで反論)
    となって、余計空気が悪くなるだけっだりもする気もする。

    ある意味、舞台上での
    「こっからここまではネタ」
    「そうそう」
    というようなやり取りが通用するのは、
    割と偏差値が高めの学校、もしくは
    お笑いが体の中にしみこみ、お笑いロジックが共通し、
    ただ忍耐力に若干の差異がみられる二人の場合(苦笑
    というような限定された人間性の上にのみ成立するのではないか
    という気もしないでもない。

    ただ、自分も修学旅行中の男同士のやり取りには
    (こうして舞台に上げられると大いに面白いが)
    精通していない(というか忘却の彼方・・寝坊して新幹線に乗り遅れたのは覚えてるが※(苦笑
    ため、
    「地元の学校じゃ、このレベルが普通」
    というような指摘がありましたら、どうぞご勘弁ください。

    ※  期せずして自分もまた理知的な文章を書くフリをした
        うっかり八兵衛であることを露呈してしまった形になるのだが
       (ネタではありません)

  • 満足度★★★★★

    こういうのっっ
    何でもない事がとてつもなく大事で、空気と友だちが全てで、自分の居場所を作るのに一生懸命で、空回りまくった自意識の暴走が、このみょ~な緊張感を産むのかな。登場人物達の居心地の悪さが、とてつもなく面白い。ふざけたり、遊んだり、それだけなのに、絶妙。何だか、神がかって見える位、笑った。

    ネタバレBOX

    中学生の修学旅行中の宿。夜、男子たちが女子の部屋に勇気を出して遊びに行く。女子部屋で、加藤役の方の膝がバキバキ鳴ったとき、あぁ僕の観た回は笑いの神が降りたなと思いました。自由度が高そうで、でもこの気まずい空気を作り出せる役者さんの力量はやっぱりすごいなと思います。
  • 満足度★★★

    修学旅行での一夜
    「なんかテーマとか、物語とか、そういうの考えません」と謳っていたので、抽象的でパフォーマンス的なものを想像していたのですが、全然そういう感じのものではなく、誰でも共感できるような他愛のない会話がダラダラ続く作品でした。

    中学生が修学旅行で宿泊したホテルの部屋での一夜が描かれていました。前半は馬鹿なことをして騒ぐ男子達の様子、後半では同じ時間帯にライバル心を燃やす女子達の様子が描かれ、終盤では男子達が女子部屋にやって来てギクシャクとしたやりとりが繰り広げられる物語で、変に虚勢を張ったり、恥ずかしくて本心を言えない中学生特有の心境がコミカルに表現されていました。3人の会話で主導権がコロコロと変わって行く様が楽しかったです。
    何とも言えない気まずい雰囲気が笑える場面が多かったのですが、全体的にコント的雰囲気だけが強く出ていて、この作品ならではという特徴が感じられませんでした。前半では本気で枕を投げたり叩いたりしていたので、演技ではないリアルな身体性を追求しているのかと思ったのですが、途中からはそういう要素が見られなくなって普通の演劇になってしまっていて、残念に思いました。
    台詞が「え?」や「なんか」を多用する、いかにも現代口語演劇という感じが強く出過ぎていて気になりました。

    天井から吊り下げたミニマルな物と、乱雑に散らかった畳敷きの床でホテルの一室を表した、濱崎賢二さんによる美術が素晴らしかったです。
    暗転することに必然性を持たせての男子部屋から女子部屋への転換がうまく工夫されていて良かったです。

  • 満足度★★★★★

    お勧め
    修学旅行中の中学生が宿泊先で織りなす男女の異性に対する興味の​話。
    誰誰が好きだ嫌いだの話を延々と織りなしているだけなのだが、こ​れが単なる中学生の話ではなく、まるで日本社会特有の終わりのな​い無駄な会議のように感じられて面白かった。【ベケットのゴドーを待ちながら】の来るはずのないゴドーを待っ​ているのと同じで、終わりのない会話を永遠としている辺りに不条​理感が漂っている。日本社会の縮図を描くのは、不条理劇にするの​が一番適しているのではないか?と思わせてくれる舞台だった。

    今作は当たらない宝くじが大当たりした気分だった。

  • 満足度★★★★

    初見!
    こんな奴いたし、こんな女子いたし、こんな事あったしと懐かしくも面白く観劇。由かほるさんが好い。

    ネタバレBOX

    由かほるさん好演。手塚から香織、男子部屋から女子部屋の転換が上手い。
  • 満足度★★★★

    楽しかった
    誰もがもっている遊び心。それがうまく表現できていたと思います。キャラクターの主導権が変化してゆく面白さ。何でもない事を気持ちよく表現していた俳優たち。好きでした。次は玉田さんの突き詰めた世界観をもっと観てみたいです。

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