満足度★★★
ちょっと難解
ゆったりとした座席の配置でリラックスして観れましたが、ストーリーはちょっと解りづらく、白日夢のようです。歩道を活かしたパフォーマンスはこの劇場ならではで、効果的。でも雪や雨の日はどうなるんだろうな。
満足度★★★★
ニュアンス
すべては理解できなかったですが、ニュアンスは伝わってきました。
ハードボイルドっぽく、近未来的な雰囲気に不思議な登場人物....
見ごたえ十分で面白かったです。
ただ会場の都合上しょうがないのでしょうが、公道での演出は新鮮味があっておもしろいのですが、一般の歩行者との兼ね合いなどでちょっと残念に思ったところもありました。
満足度★★★★★
サヨナラを言うと、何かが少しだけ死んでいくんだって....
この物語はちょっぴりSF風味のお伽噺風現代劇。
荻原朔太郎の『猫町』を原作(未見)としているせいか、お話も台詞も最初少し硬い感じがする。話の内容も少し難しい。衣装や演出もスタイリッシュでスマート、そして大胆で格好良い。
謎や疑問も沢山でてくるが謎解きは結局されないが、この物語はこれで良いんだと思う。
色々小難しい設定や相関図など探偵ハードボイルド風に装飾されているが、全然ハードボイルドではない。恰好だけハードボイルドで、むしろ主人公『わたし』とその相棒『影』は、とても女々しく理論武装しているがダサい感じです。
だけど個人的な感想を言えば、このお芝居は『男はつらいよ』なのではないだろうか? 色々な設定などを剥ぎ取ってみると主人公の探偵『わたし』は、『寅さん(車寅次郎)』に見れて、どうしても頭から離れない。
寅さんを現代の渋谷という土地で、上品に、格好良く、ショー的な要素を多分に含まし、少しバイオレンスに調理したのが、この『ロング・グッドバイ』という作品なのではないかな。演出家・脚本家・出演者一同に全力で否定されると思うが、自分的に勝手に寅さんだと解釈し、思い出して楽しんでます。
渋谷の坂の上、車道の向こう側にはNHKとマッスルシアターが目の前にある、道路側一面ガラス張りの少し時代遅れなビルの1Fでこの公演は行われてる。キャパは50人程?だが空席(10席)が目立つ。20分ほど遅刻してきた人が一人いたが、ちょっと待たされて運営さんの指示で無事入る事が出来ていたので遅刻しても諦めずに現地に行ってみても良いと思います。
私が観覧したの日は、昼に事件(通報されて警察が出動)があった夜の部で、役者達は少しおかしなテンションだったのかもしれない。
っと言うより、初日から4日も経ってまだ通報されてなかったのかと逆に驚いている。
観ようか迷っている人は観て損はないと思います。
劇場では味わえないハプニングがあるかもしれません。そして役者達はどんどん楽しく大胆に、、、そして切ない物語を提供してくれると思います。
多分現地ではスーツ姿の怪しい集団が、一般の通行人(勝手にエキストラ)の横で、路上で全力疾走してたり、四つん這いで歩いてたり、匍匐前進したり、一方的に暴行&建物にしょっ引かれてたり、小粋に踊ったりなど、パーフォーマンスをしているはずですから(笑)
満足度★★★
天気が悪いと大変だな~
床を這いずり回っていた可愛いネコさんたちや、へびさんとねずみさん、雨が降った日はやりにくいでしょうねえ。他の役者さんも歩道からの出入りがあるし。ストーリーよりもユニークな場所を上手に使ったパフォーマンスを楽しむという感じ。窓の外からすごく濃い顔の外国人観光客10人くらいがこっちを「見物」してたときは、ちょっとびっくりした。
満足度★★★★
ハードボイルド
原作の解釈が独特で面白い。
会場であるギャラリーの使い方が大胆で楽しませてもらった。
照明の明暗が印象的で良かった。
表の通行人が気になるけど、これも狙いか。
満足度★★★
不思議な世界観
個人的には、なかなか楽しめた!
舞台の使い方が特徴的。他の劇場では味わえない。
ちなみに芝居が始まると、劇場入り口を使って役者が出入りするため、
絶対に遅刻してはいけない。上演時間100分。
満足度★★★★
原作に目を通してから臨むことを強く推奨
観る直前に原作である萩原朔太郎の「猫町」を読んだ(※)ので冒頭とエピローグでニヤリ。また、中心となる部分は原作の精神(?)とハードボイルドとの融合で、これまたニヤリ。
(以下ネタバレ)
※ ケータイでもアクセスできるサイト「青空文庫」で手軽に読めるので、会場に向かう途中でも原作に目を通しておくことを強く推奨