高襟上海凱旋公演 無花果キネマ 公演情報 高襟上海凱旋公演 無花果キネマ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 5.0
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  • 難しい。。。
    構成というか上演時間が長く感じた。
    登場シーンやハイヒールなど面白く興味深い点は多々あったが、トータルで考えた場合....普通かな...と。

    後半部があまり面白くなくダンス・音楽ともありきたりでした。期待度が高かった為、残念です。

  • 満足度★★★★★

    傑作
    今まで見てきた高襟の中で最高傑作、遠征するだけあって完成度が高い。ダンサーと作品がよく馴染んでいて、カンパニーとしての円熟味が出ている。アダージェットではタナトスを思わせ、作品に深みを与えている。理屈っぽいことはともかく、夢中で見入った。ダンサーの皆さん、タフな振り付けを熱演して多謝。

  • 満足度★★★★★

    無題297(12-050)
    20:45の回。20:00会場着、ちょっと迷い海側に行き過ぎたので、戻って、グルッと回って、会場へ、特に案内があるわけでもなく勝手がわからないまま中に入って待つ、いろんな本がある…けど、なんとなくな感じ居心地が良いとは感じない。入口、両側に3台のモニター、右、先日みたARICAの映像、安藤さんですね、どうもこの会場 案内が不親切。普通、お芝居なんかだとスタッフさんがいて、押しているならその旨を、また、待つ場所とか聞かれる前に説明するんだけど、と思っていたら、どうも今夜はスタッフが少ないとか…。
    20:30ようやくエレベータで3階へ、降りて右…ずっと右、ドアを開けて外に出て左折、奥まで行ったところが会場。
    遅い時間に横浜、結構悩みましたが、高襟、公開リハーサルまでみにいって、凱旋公演をみないわけには…と小雨降る港にやって来ました。黒い海、光る波頭、向こうにはランドマークタワー、観覧車、色とりどりの明かり(ここまでで、東京。家までまだまだ)。
    「悦楽晩餐舞踏会」が、初めての「観てきた!」だったので、そろそろ1年。リハーサルのときよりずっと広い舞台、真っ赤なハイヒール。やっぱり来てよかった。

    ネタバレBOX

    なるほどー、変な建物だと思ったら元銀行だったんですね。やけにだだっ広いコンクリート剥き出しの壁、暖かさなどちっともありません、高い天井には空調、パイプ、照明、錆付いた窓、誘導灯が中途半端な高さ(確かにわかりやすいけど)に、受付から(ほどよい広さの)赤い布の道があって、スタッフの方に誘導されて奥の座席へ。舞台と大きな円柱を挟んで、4箇所、椅子席がそれぞれ2列ずつ、どこでも条件は同じだと思いますが、入口から見て、①手前側:登場シーンが正面に見えます。奥側だと後を振り返ることになりますが、椅子の間隔があるので苦にはなりませんし、近くでみることができます。②奥側:ラスト、薄闇の中、海に向かってひとりひとり(入口から)退場するシーンが見えます。開場すると壁に映像が映っていますが、開演するまでのものなのでこれが見やすい位置にしようとする必要はありません。

    20:56前説、ゴトンゴトンという音が聞こえてきます、電車の音が聞こえてくる映画館とか劇場とかありますが、ここは海だし…すると明かりがおち開演〜22:14終演。

    正面…入って奥、真っ赤な…裾が数メートルありそうなドレスみたいな…で、その裾が何本にも分かれていて、タコですか?確かにタコウインナーにもみえます。そこから手、足がゆっくりと、くねくね、4人登場、静かな歩み、しばらくして1人登場、これで5人(順番はお楽しみ)。同じ衣装と赤いハイヒール(デザインは違うようです)。

    リハーサルのときとは大違い、あ〜、こうなったんだ…、おーっ、やはり凄いな…きちんと揃っている、なんて思い出しながらみていました。客席の間まで入ってきたり、お客さんの膝に座ったり、凄まじい「食事の闘い」があったり、舞台を縦横に、円く走り、迫り来る眼力でお客さんを圧倒、後半、どんどんスピードが上がります。

    最後はひとりずつ、赤いハイヒールを履いて、退場…(奥側の席から)ずっとみていると、まるで暗い海に還って行くようでした。

    親タコから生まれた子タコは仲良く遊んだあと、海に旅立ちましたとさ…メデタシなんて。

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