満足度★★★★
「静」の表現力
静止することがこれほど力強いものだと思わされることはなかなか無い!
静の身体と動の豊かな表情とが融合して、とても印象的で不思議な空間。
役とキャストの性別が逆で、またそれも独特な感じが醸しだされてよかった。
「熊」は競泳の大川翔子さんと範宙遊泳の熊川ふみさんがまさかのメイクと
衣装と顔の表情でビックリしました! これだけでも観た甲斐あるかも笑
「アントンのアングル(桜の園)」、壁をスクリーンとして白黒な映像を
映す演出は、なんだか哀愁漂っていて没落した女地主の心情が一層際立っていた。
満足度★★★
技あり
顔の表情と身体の動きで感情の機微まで表現していたのは見事で、まさに役者力全開でした。また、映像を効果的に使って幻想的に悲壮感を醸し出すのも素晴らしかったです。
満足度★★★★
鮮やかで繊細
色というか印象の強い舞台でしたが
ちゃんと深くて繊細なものが残る。
とても不思議な感覚を抱きつつ
舞台をがっつりと見続けてしまいました。
満足度★★★★
手法に特色ある中編2本
「熊」では小柄で可愛らしい女優2人で1人の巨漢を演じさせる手口にしてやられる(笑)。当日パンフレットの配役を見て「2人で1役とな?」と思ったが。劇中で人物設定を聞いて納得、みたいな。
「アングル」は断片的にしか知らなかった「櫻の園」を改めて知る感覚? また、シテが舞台上で演じ、ワキは生声や映像という手法に唸る。
満足度★★★★
おもしろい
前のチェーホフのスペックよりも、ストレートな感じ。
本を読むように内容は伝わってくるのだけれど、役者さん達がみんな上手いので引き込まれるし楽しめた。