満足度★★★★★
再構築
舞台セットはあるのだが、舞台裏は丸見え、役者も普通にそこに居る。そして様々な時間軸が混ざっては離れというような感覚にすらなるような展開。とても変態だ。それを観客自身が見終わってから内容を再構築することによってこの作品は完成するのだと思う。ジグソーパズルが完成されていくような快感を味わえる素晴らしい作品でした。
勉強になりました。ありがとうございます。
満足度★★★★★
無題306(12-059)
14:30の回。13:30受付(整理番号付前売)、14:10開場(10番ごと)。本作品、「公開稽古」でニュアンスをお聞きしていたものの、こんな使い方があるのか....と目にしたものに驚嘆、ずっとみていたい気持ち。お話そのものは台本を買ったので後追いするとして。16:20終演。
満足度★★★★★
オンリーワンな劇団。
他に似た感じの劇団がちょっと思い浮かばない、独自の表現を持っている。それがとても豊かで、エロティックで、ドリーミンで残酷で…。そんな世界観が縦横無尽に時間を空間をクロスオーバーしていく。どっぷり浸る幸せ。見れてよかった!素晴らしいものを見つけた。
満足度★★★★
サンプル「女王の器」観ました。
独特のセットと、丸見えの舞台裏。常時舞台を通過する、大量のノイズ要素があえて観客の集中を削ぐ。
一つの光景にない交ぜになった遠近感や時系列。ひとりの妄想と壮大な人類史がリンクし、性的な明喩、暗喩、変態(アブノーマルとメタモルフォーゼ)がてんこ盛りの壮大な世界へ。
観客が脳内で再構成する不親切な楽しみに、うりんこ「お伽草紙/戯曲」を連想しました。なんかすごい。