期待度♪♪♪♪♪
なにかがある空間
もちろんそこには何もないのだが、観客は何かがあると感じる、それがピーター・ブルックの「なにもない空間」理論だ。考えてみれば、歴史に残る演劇というものは全てそのようなものではなかったか。
だからこそ精神病院患者たちによる演劇、などという『マラー/サド』の演出も成立する。彼らは狂っているのではない。彼らを狂っていると見なす我々の心に狂気という名のイマジネーションが生まれているのだ。
ピーター・ブルックvsアマデウス・モーツァルト。天才対天才の相乗効果で生まれてくる「怪物」は、いったいどんな姿をしているのだろうか。
期待度♪♪♪♪
俳優が2人だけ?!
「魔笛」は、オペラの中でも
わりと哲学的と言うか、恋愛メインのお話ではないので、
いろいろな解釈ができておもしろい作品の1つ。
キャストをみると、
「魔笛」の主要人物の他に「俳優」がいるんですねー。
「何もない空間」でどんな舞台になるのか、楽しみ。
歌はドイツ語ですが、有名な曲が多いので、
自然と身体に響くと思います。
期待度♪♪♪♪♪
これは、いくしかない。
世界で最も有名な演出家の一人。
ピーター・ブルックの名前だけで、見たいと思う人がいても何の不思議もない。
その一人が自分だけど。
この企画には、大感謝だ。普通に行けば、半径200kmの演劇人必見でしょう。