ナイトーシンジュク・トラップホール 公演情報 ナイトーシンジュク・トラップホール」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-16件 / 16件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    既視感感じる構成だったがストーリーが良く江戸の出版業界(?)と現代の出版業界が融合して感じられ面白かった。特に馬琴さん。
    ただ、あの死の意味を受け取りかねている。創作にかかわる人の苦悩・苦難の象徴なのかな?

    眩く眩む、つやファンのセルフオマージュとでもいうのか、ラストの日常風景的な演出がめちゃ良かった。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2024/07/19 (金) 14:00

    江戸の浮世絵師、戯作者たちとイマの融合。江戸にイマのあれこれが紛れ込んだのか江戸の人物がイマにタイムスリップしたのか?と思いながら観ていたがアレだ、江戸の人物のクローンが現代で漫画を描いている、的な?
    そして、人物(及び風俗?)の活かし方/使い方の鮮やかで、改めて当時と今の共通性に気付かされる。
    あと、ラストシーンも良かった。他の劇場で同趣向を観たことはあるがここでは初めてかも?

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    演者が清新で、随所に温もりが感じられる演出がとても観ていて心地よかった。ただ、もう少し話しが整理された方が好み。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    よく歴史を研究されていて、そこに実在する人物たちと、あり得ない設定、これが、などマルチバースということなのか、達者な役者人に、新鮮な若手が加わりいつもの安定したムシラセに新鮮味が加わり、楽しめました

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    おえいちゃんがかわいい

    ネタバレBOX

    現実と虚構、痛みと創作
    虚構を現実を生きる糧にしたり、痛みを客体化して創作にしたり、いずれも互いが共存関係にあるのかも

    この作品の描く課題は、この作品自体が創作としてとして自己言及的に自身にも突きつけられている

    おえいちゃんがかわいかったです。
    また見たい!
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    ムシラセを二度目の観劇。前回観た芝居といい、お笑い(芸人)の世界がこの作者のホームグラウンド的な(勝手知ったる?)フィールドなんだろうな、と開幕早々に想像された。江戸の戯作者(浮世絵師の名も戯作者として扱っている)の名をもらった登場人物たちが、着物をまといつつ現代の熾烈なコミック作家の世界を生きる当事者たちとなる。当人らは時代がどちらになろうともキャラ・役割とも変わらず、その変化をやり過ごしてるのがノリ突っ込み的な味で、作劇に生かしている。
    ネタバレは避けるが、出来る役者、キャラの立った役者を配して美味しいシーンもあるがギャグを日常語とした作風にシリアスが混じると扱いに難渋してる印象が少々(作者的には狙ったニュアンスなのかもだが)。最後はメッセージにうまく落としている。「創り出す者」の苦悶、熾烈な競争世界を生きる孤独、そんな彼らに温かい眼差しを当て、幕を閉じていた。(どう落としたか=どんな言葉を彼らに掛けていたかは、忘れてしまったが・・どうも劇の最終場面は「終わるな~」という感慨が先行するせいでえらく忘れがちである。)
    客席に(何故か前の方に)空きがあったのが空間的には淋しかった。直前に公演を知った私のような人も多かったのでは。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    鑑賞日2024/07/19 (金) 19:00

    前の方の席で観劇して、より演劇の熱を感じました。
    とても印象的なシーンが多く、ストーリーと共に心に刻まれる台詞が良かった。
    おともだちーズの漫才も楽しみにしていた通り楽しめました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2024/07/19 (金) 14:00

    最後列で観劇。
    とても立体的に観れて楽しめました。
    ムシラセの過去作からの流れもあり、ニヤニヤしてしまった。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    19日観劇

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    江戸時代と現代のハイブリッドな群像劇、期待以上の面白さ。笑いとシリアスが実にいい塩梅。内藤新宿も歌舞伎町も今も昔もやってる事は変わりませんね。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    期待して観に行きましたが、さすがでした!観劇後の満足感がハンパなかったです!保坂さんの紡ぐ言葉、作る物語が大好きです!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

     現在の新宿と江戸時代のナイトーシンジュクを時代も場所も綯交ぜにし、表現する者達の業とそこに関わる飯盛り女たちの「恋」に纏わる手練手管とそのようにせねば生きて行けない社会的背景や何ら充実することの無い浮草稼業と世間には明かすことのできない疚しさが生み出す滓のような無限の侘しさ虚しさ、これらが飯盛り女たちの精神を内部から蝕む、刻一刻休むことなく。

    ネタバレBOX


     それをそうと知りつつ己の業の成就の為にある意味遊び、或る意味身請けするほど真剣に戯れる男たち。(具体例として物語られるのは一九が追い掛けている小春と一九。東海道を西へお伊勢参りを一緒にしようと身請け話迄進んでいたのが、一九が小春に飽きてしまったことで一瞬にして崩れる等残酷な現実も描かれるが、小春も当初から一九を利用するだけ利用したら後はトンコを決め込む所存であったから、如何にも在りそうな話としてリアルな重しの役割を果たしている)何れも地獄を抱え地獄を抱える程度のことは単に登龍門への一里塚であることを重々知りながら不即不離、決して離れることのできないのも分かり切ったこと。而も生き抜き続ける為には滾々と自らの内から湧き出る創造の泉を枯らすことは許されない。
     以上のような創造する者の宿命を基本に綾なす恋模様を鏤め残酷な迄の離合集散をも突き放して描く。既に大成した表現者たちの持つしたたかさに対し、広重の恋は純愛に近い。カスミが入れ挙げているのはあくまでもキョウヤであるから広重を愛している訳では無い。而も彼女は自死してしまう。この手練手管と純情の対比も今作の美点ではある。然し幾つもの焦点を一作に詰め込んだ為、ギリギリの緊張感を伴いつつ収斂する構造にはなっていない。その点が今作の弱点でもある。
     登場人物は未だ殆ど無名だった頃の歌川 広重、広重が恋する飯盛り女・カスミ。葛飾 北斎、そのアシスタント・お栄、滝沢 馬琴(南総里見八犬伝など)、十辺舎 一句(東海道中膝栗毛)当時の出版社を経営した著名編集者・蔦屋 重三郎、編集者・竹内 孫八、カスミが入れあげるホストの名はキョウヤ。ホストクラブを経営するのは下級武士の娘で、広重の実姉。飯盛り女・カスミが体を売って稼いだ金は、押しのキョウヤの居るホストクラブに流れ、ホストクラブに流れた金はカスミに逢う為の資金として姉から広重に流れるという循環構造を為している。ところでキョウヤはカスミに冷たい。理由は彼は安楽亭 堂夏という噺家の大ファンで、それもネタにシュレジンガーの猫を振るような極めて特異な落語、当然一般受けはしない。堂夏には女弟子・志乃が居て彼女は二人落語(実質漫才)を提案したりする。様々な要素を分解、再構成しつつ現代と江戸時代を縦横に行き来する。然し根っこは硬派だ。表現する者として即ち創造する者としてまたそれに関わるプロとしての覚悟、地獄の処世をキチンと描いているからだ。一方、これらの生活が各々に齎す不如意、アンヴィヴァレンツや退廃、虚無感といったものも当然キチンと盛り込んで作品に厚みを加えている。
     別格の天才は北斎ということになるが、彼の台詞は重く説得力がある。同時に北斎のアシスタントを務めるお栄のプロ意識とリアルな現実認識も見過ごせない。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    面白かったです。
    登場人物の皆が、良い味を出していて、その熱演も良かったです。
    私の頭では分かりにくさを感じましたが、独特の世界に惹き込まれました。
    斬新で素敵な舞台でした。

  • 実演鑑賞

    面白かったです。

  • 実演鑑賞

    7月18日観劇。

    ネタバレBOX

    始まりもアイデアも面白いなぁと思って途中までは楽しくこの先どうなるのか気になって観てました。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    夢か現か、江戸か令和か。漫画家・歌川広重の成長譚、新宿にて。途中、地震で劇場が揺れた時は、安政江戸地震かと思ったわ。

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