かたつむり【公演終了!感想お待ちしております】 公演情報 かたつむり【公演終了!感想お待ちしております】」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★★

    絢爛たる舞台にびっくり
    次から次へと素敵な着物が見られて華やかな舞台で楽しかった!いい衣装でしたね~。時代感が良く出ており、2部3部が楽しみになるような伏線もいっぱい敷かれていて、次の公演が楽しみですが、はたして次までストーリーや伏線を覚えていられるか?そっちのほうが心配です。こういう劇の在り方の是非が問われるところですね。1部だけだとちょっと人物紹介に終わっている観あり。

  • 無題224
    隣、その隣はよく行くのですが、ここは「千年女優(2月)」以来。18:25会場着。18:00受付(整理券あり)〜18:30開場〜19:03開演。舞台は震災の後に建てられた洋館、お話は昭和8年の春から始まったので、この震災は関東大震災(大正12年9月1日)のこと。少し寒いせいか、舞台上、暖かい雰囲気ではない、天井は高く円柱が途中で斜めに切断されながらも5本。ソファにテーブル、奥には蓄音機、上手に向かって階段、絵のない額縁、舞台の端には紫の紫陽花。さらに上手奥にはイーゼル、どうやらここは応接間。舞台の高さ、胸の少し下、振り向けば客席はかなりの急勾配。もうすぐ紀元節というセリフがあるので、2/11のちょっと前頃。19:03、ブザーが鳴り開演、子供の声で「かたつむり」と「なめくじ」についてのお喋り。これがただのセリフではないことはずっと後になってわかり、この応接間の姿が浮かび上がる。これは女と女の闘い。21:01終演。

    ネタバレBOX

    普段みるお芝居とかなり趣が異なっているので、セリフ(口調?)に少し戸惑う。ありえる(話し)かどうかは別として、深い澱を抱えこんだ女性たち、そういう時代だったのか業なのか。

    惚けた息子…ここまでなるかな…と思う。登場人物が多いので(相変わらず)誰が誰なのかすぐにはわからず。
  • 満足度★★★★

    本当にカタツムリに
    様々、話が膨らみそうな気配に其ノ弐も気になります。

    ネタバレBOX

    新聞記者、女優の卵、新興宗教一座、共産主義運動家、チンピラ者など、色んな人たちが洋館に間借りしていて、どれもこれもこれから話が膨らみそうな感じ。

    で、其ノ壱が終わってみると、洋館の持ち主一家を巡り、跡取り息子の妻の妹が、ナメクジがカタツムリの殻を奪うように、洋館を乗っ取ってしまうという展開。妹がそもそも跡取り息子と付き合っていたことや子供を産んで施設に預けていたことなどの伏線から相続問題などが起こるのかと思いきや、そんなに時間を掛けることもなく、殺人事件まで起こさせて、手練手管で男を腑抜けにして一気に事を運んだのは見事でした。

    其ノ弐は、妹が関東軍から聞いた裏話が新聞記者を経由して膨らんでいくのでしょうか、勝手に想像してしまいますが、続きが観たいという気にさせます。
  • 満足度★★★★

    華やかでもあるけど
    NHKの連ドラみたいに女のドロドロ感が怖かった。大人のお芝居って感じでした。次回は、きっと帰ってくるんです。

  • 満足度★★★★★

    すぐに続きが見たい!
    ちょっと前なら芸術座、今なら三越劇場あたりにそのままかけられそうな重厚な出来栄え。2部、3部と続くのでこの第1部は必見!全世代の女性が好きそうな少女漫画的要素満載である。(今なら韓流に似ていると言われるか?)登場人物もかなり多いが説明的にならずに上手に紹介。あっという間の2時間であった。劇の内容とは関係ないが、10歳以下の子供連れが何人かいた。子供向きの内容ではなく、しかも夜。親の神経を疑う。

    ネタバレBOX

    屋敷の老女主人が出だしでかなりボケが進んでいたように見えたのに途中から回復したかのように見えたのはおかしい。「食事を食べていない。」「物・金を盗まれた」などと言っている時は、かなり認知症が進んでいる状態。金庫をソファの下に隠しているのも変。けちな人は金庫を自分のそばから離さない。抱えてもってきて金を数える方がいいと思う。

このページのQRコードです。

拡大