従来、日本から海外へ作品を持っていく場合、「再演」のもの、すでに出来上がったものを持っていくのが通例である。しかし、今回は「新作」をロンドンへ持っていくという、さらに「挑戦的な海外公演」となる。7月11日に東京で開幕し、9月に北九州、大阪を回り、英語タイトルを『Love in Action』として11月2日にロンドン、サドラーズ・ウェルズ劇場で大千秋楽を迎える。 今回のロンドン公演の実現は、2022年に同劇場で上演した『Q』: A Night At The Kabukiが、あの辛口で知られるロンドンの劇評において、The Times誌を含め7誌から、4つ星以上を獲得したその成果を受けてのこと。これまで、1980年代に『野獣降臨』『彗星の使者』、90年代『半神』と、劇団 夢の遊眠社時代から、2000年代『赤鬼』『THE BEE』『THE DIVER』、2010年代には、『エッグ』『One Green Bottle』『贋作 桜の森の満開の下』、そして直近の『Q』と海外公演を積極的に行い、上演された各国で高い評価を獲得してきた野田秀樹だからこそ実現するロンドン公演だ。
今夏、演劇界の“事件”、開幕。
松本潤、長澤まさみ、永山瑛太。もはや説明不要の3人が舞台初競演。
松本潤は野田が20年前に出会ってから、数多くのワークショップに参加して来た。まさに満を持してのNODA・MAP初登場。自身も実に13年ぶりの...
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