実演鑑賞
満足度★★★★★
30歳のカホがマッチングアプリで知り合ったマコは「手当てで生理痛を和らげることができる」と言う。その正体は実は300歳の魔女で、二人はいっしょに暮らすことになるのだが...。
奇しくも誕生日翌日に、PMSと肌荒れを引っ提げた心と体でこの演劇に辿り着けたこと。
祝福だったし、まさしく手当てだった。
30歳の女性の言葉も、300歳の魔女の言葉もいずれも私の内側にあるものを吸収していったし、浸透もしていった。300年一緒に過ごしたい大切な友人たちにすっごく観てほしいし、300年経っても分かり合えないと思っている男性の知人にも観てほしいと思った。理由はまだ説明できないけれど。
以下ネタバレBOXへ
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/06/28 (金) 15:00
青年団系の作品で何度か観た女優2人が立ち上げたユニット。気持のいいファンタジー。58分。
劇団「いいへんじ」の中島梓織が書いた脚本を2人が紡ぐ。30歳のカホ(田崎小春)は300歳のマコ(南風森もえ)と一緒に暮らしているが、今日はカホの誕生日で…、な物語。300歳という設定(見掛けは30歳くらいだと言う)からしてファンタジーだと分かるが、展開は微妙だけど気持がいい話。すごく大きな出来事があるわけではないが、丁寧に描かれ気持ちよく帰れる芝居。