星の結び目 公演情報 星の結び目」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-20件 / 52件中
  • 満足度★★★★

    吉田 × 黒澤の手腕はさすが
    台詞のやり取りにすべてをゆだね、説明してしすぎないうまさがある。奥ゆかしさとか品のようなものが、作品を支える。

    ネタバレBOX

    「星の流れに」の唄を、所帯を持って幸せになってから歌わせる憎さなど。

    青年団の『ソウル市民』5部作を観た後なので、時代背景や女中(&お茶)が、被って見えてしまうのは残念。いい意味で、青☆組の前作『パール食堂のマリア』の並列作品の印象も。

    悪(意)の設定が紋切り型であることがやや残念。

    もしあるのならば、このコンビの作品は、これからも観てみたい。
  • 満足度★★★★

    時間堂「星の結び目」観ました
    しんしんと静かに雪が降り積もるような舞台。幾重にも折り重なる人の気持ち。外に出したものと内に秘めたものが複雑な営みを築き、振り返る事はできても引き返せない道に。流れの戻らない川のように…人がそこにいるから愛憎が伝わる、しっとりとした上質の芝居でした。

  • 20120102
    (^・ェ・^)

  • 満足度★★★★

    結局2011年の観劇納めにも
    地に足が付いた、人物が確かに生きている、その時代の空気が感じられる、そんな秀作。よって29日のソワレにリピート(←2011年の観劇納めとなった)。
    また、PPTでは「劇団とはなんぞや」的な話題も出て「なるほどぉ」だったり。

  • 満足度★★★

    なんとなく
    軽やかな仕上がりでした。

    ネタバレBOX

    吉田小夏さんの本は、繊細なんだけど、大きな包容力と優しさが好きで、青☆組は、私的にアワード入りでした。

    時間堂さんの初見が、『廃墟』で、重厚な作品を、丁寧に繊細に仕上げていて、私的には、アワード入りでした。

    なので、期待しすぎたのか?想像し過ぎたのか?なんだか、物足りなさを感じてしまいました。
    ほんの、ちょっとだけ歩みが早いような・・・?その、ちょっとだけが、情緒を薄くしてたように感じてしまいました。

    花見の時、お母様の帯を結び、はしゃいでる君代(木下祐子さん)の娘時代。父と愛人の姿を垣間見してしまった憂鬱。
    未亡人になってからも、長い間大切にしてあった亡き夫の手紙を、潔く処分してしまう時とか。微妙な女心表現、上手かったです。

    その様を、時によって、人によっては、女の情念に感じられるのかも、しれない。
    しかし、小夏さんは、想いに潜む愛や優しさ温もりも、しっかり浮き彫りに、してくれるのだが、その辺が、ややあっさり味付けされてるように思ってしまった。
    星の結び目のエピソード、素敵でした。

    次男と一代目、二役の(荒井志郎さん・青☆組)が、特に見事でした。
    鈴木浩司さん、酒巻誉洋さん、菅野貴夫さんも、良かったです。
  • 満足度★★★★

    あまり
    チラシでは興味ひかれなかったのですが、友人に進められ観にいきました。
    意外と、おっ面白い!と思える舞台だった。
    これからも応援しています。

  • 満足度★★★★

    濃厚な時間でした
    若干時間経過がわかりにくい箇所があったようには感じましたが、
    もう、濃厚そして骨太な会話劇でした。面白かったです。

  • 満足度★★★★

    新年初観劇
    に選んで正解の作品。
    劇団初見だが、吉田小夏さんの作品らしい世界観を堪能した。
    没落していく一家をしっとりと丁寧に悲しく描かれて引き込まれた。

  • 満足度★★★★★

    現代のストレートプレイ
    丁寧で良かったです。堪能しました。

  • 満足度★★★

    楽しめた!
    個人的には、なかなか楽しめた!
    本格的な大人のための芝居であった。

    ネタバレBOX

    <良かった点>
    小劇場には珍しいくらいの本格的な芝居。
    脚本、演出、舞台美術がとても良かったと思う。

    <ちょっと残念だった点>
    役者さんの力量にばらつきを感じた。
    シーンと静まり返った舞台で繰り広げられる芝居であったので、
    余計に気になったのかも。
  • 満足度★★★

    年末に
    楽しかったです。
    温かい芝居を年末に見れて良かったです。

  • 満足度★★★★★


    何となく観にいったんですが、意外と感動しました。
    このような舞台が多くなるといいですね。

  • 満足度★★★★

    今年初観劇
    時間堂の口コミを観て、観たいと思っていてなかなか時間合わずにいましたが今回やっと観劇することが出来ました。2時間と長い上演時間でしたが、私にはあっという間に終わった感じがします。上手くまとまった終わりに感動です。

  • 満足度★★★★

    とてもよいお芝居を
    2011年の最後に観ました。大河ドラマですねえ。

  • 満足度★★★★

    はじめまして
    観ましたが、とても良い物語でした。
    役者も頑張ってて魅力的でした。

  • 満足度★★★

    うーん、
    時間堂さんはここ数年毎回拝見していて、「必ず心を温かくしてくれる」劇団としてお友達を連れて素敵な時間を過ごすことを楽しみにしているのですが、なぜか今回はいつも感じる温かなカタルシスが感じられませんでした。何故だろう、と思ったのですが、答えはアフタートークですぐに見つかりました。新しく劇団員になった3人の女優さん達の「伝える力」がまだまだなのかなぁ、と(ごめんなさい)。「廃墟」で凄まじい演技力を見せてくれた菅野さん酒巻さん鈴木さんといった好きな役者さん達がサポートに徹していたのも、私にとってはちょっと物足りなかったです。女優さん達とのバランスがよければきっと物足りなさは感じなかったとは思うのですが。良い評価ばかりのなか心苦しいですが、好きな劇団だからこそ、正直に書いてみました。

    ネタバレBOX

    厳しいことを書きましたが、黒澤世莉さんの「育てる力」を信じているので、次回はきっと皆さん一回りも二回りも素敵になってると確信してます。次回公演も楽しみにしています。
  • 満足度★★★★★

    二回観ました。
    よかったです。一回目に観た直後は、どうしてこの時代設定なのかなぁと頭を悩ませましたが、家に帰ったら、梅ちゃんが冒頭で歌った「星の流れにーこんな女にだれがした」がリフレインして、感動がじわじわこみあげてきました。良質なドラマを見せてもらった感じで、二回目行きました。
    三越劇場とかでやったら、年配の女性のお客さんに受けると思います。着物もかんざし等の小道具も凝ってましたし、男性も場面に合わせてきがえていくところが丁寧でした。
    年末のお芝居の少ないときにこんな素敵なお芝居を見られて感激です。これからも見に行きます。

  • 満足度★★★★

    観納め
    大きい劇場でやるような演目、見応えがありました。
    広くないステージもうまく使っていて、シンプルなセットも良かったです。
    年越しイベントも楽しかったです。

  • 満足度★★★★

    吉田小夏さん
    吉田小夏さんは心が優しいと思う。なんか圧倒される。圧倒。

  • 満足度★★★★

    時間堂好きになりました
    初めて観劇する劇団です。
    この公演を観ようとした理由は、
    青☆組の吉田小夏さんの脚本ということと、
    青☆組の公演のトークイベントで時間堂の黒澤さんの話を聞いて、
    時間堂に興味を持ったからです。

    初日とはいえ、当日券で入れましたが、
    ほぼ満席で開始。

    初代と次男を演じた荒井さんの色気と、
    初代の人間味あふれる演技に魅せられました。
    これなら、人が惹かれるという説得力がありました。

    窪田優さんのおとぼけの演技と、
    愛人を演じたときの艶やかさが印象に残りました。

    初日とはいえ、締まった芝居で、
    時間堂さんのストレートプレイに対する実力を垣間見た気がします。

    豪商一家の没落を静かに照らす夜空の星。
    一代記を女性ならではの視点で照らし出してました。
    魅力溢れる登場人物に心奪われ、彼等のその後が気になる。
    最初に梅花の華やかさでスタートし、ラストシーンの花に落ち着く。
    大きさ違えど美しさは喪ってない。
    美しさは人の心だ。

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