レイプの夜 公演情報 レイプの夜」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.4
1-13件 / 13件中
  • 深谷さん
    深谷さんx楽園:贅沢

  • 満足度★★★

    路線変更?
    最初と最後、とその間の芝居の空気感があまりにも違いすぎる。作者に迷いがあったか?行き詰ったのか?何があったにせよ客寄せパンダはきっちり仕事をしてた。えらい!

  • 満足度★★★★

    U-14
    初コマツ企画。けっこう楽しめた。

    パンフにある「狙い」はわからなかった。深谷の高めの声が魅力的だなと。あと吉川の演技も。
    舞台美術と衣装、メイクも良かった。女性のね。話にマッチしてた


    ネタバレBOX

    地味というか冴えない女性らと自称元警察関係者の男が、死体を前に繰り広げるゆるめで笑えるサスペンス?。

    冒頭、ノリコ(深谷由梨香)がアキラ(西本泰輔)にレイプされそうになる描写。ノリコとその姉ヨウコ(小松ミムル)、アキラが働くバー(ホストクラブ?)のお客でアキラのストーカー・通称ミズコ(吉川順子)と、階下に住むというイイジマ(木田毅祐)4人が、アキラの死体を囲ってウダウダしゃべる。アキラは幽霊的な存在で4人を見守る。4人の話は前に進んでいるようで進んでいないような感じ。そもそもイイジマの目的は、ノリコの部屋に兄が設置した隠しカメラを回収することだし(客席に向く映像が盗撮映像とは思わなかった)、ノリコもヨウコもどこまでアキラの死を真剣に考えているかわからない。ミズコも、あっさりイイジマに色目を使い出すしね。
    最後、アキラ死亡のシーンが再現される。バーの店長だとかの翔との関係に悩むノリコが嘘のレイプの撮影をアキラにお願いしていて、その流れでアイロンによる撲殺エンド。この時、演出と役者のやりとりみたいなの出てくるけど、あんな感じで稽古してるのかと関心だった。あと、深谷由梨香がグラマラスだったのが驚いた。

    楽しかったのだけど、終わってみればなんだったのかと。バー店員に入れ込む冴えない女の冴えない話ということか。ノリコとユウコの間にそんな女同士の黒いのが見え隠れしててその点良かった。または、被害者を装った加害者という話か。死人に口無しな。てか、アキラが不憫すぎる。変な女にしか好かれず、変な色恋沙汰に巻き込まれ、撲殺され、レイプ犯に仕立てられる…。そう怖い話だ。
  • 満足度★★★

    宣伝ひねりすぎな
    チラシを見て、ああこれは狙ってるなーと思ったらやっぱり狙ってた。しかしそんなことしなくても正攻法で良かったんじゃないかと思う。普通に会話劇として面白いんだから。

  • 満足度★★★★

    「真相編」付き「薮の中」
    いわばボーナストラックとして「真相編」の付いた「薮の中」的?
    場が時系列に沿った並び方でなかったり、思わせぶりな部分やモノによってあれこれ想像を膨らませておいて…だったりあれこれトリッキー。
    そもそもタイトルとチラシからして騙す気満々だったかも?(笑)

    ネタバレBOX

    あと、「見える」人物が示す所にその「対象」がいないパターンも愉快で好み。
  • 満足度

    むー・・・
    深谷由梨香さんの無駄使いに思えて残念、いまひとつ。

  • 満足度★★

    着想は面白かったが・・・
    題名のとおり、冒頭、いきなりレイプシーンから始まる。
    なので、悲しいお話が続いていくのかと思っていたら・・・、

    ネタバレBOX

    ・・・(すでに他の方も御報告されている通り)
    レイプストーリーのパロディというか、
    喜劇仕立てだった。

    そういう着想自体はとても面白いのだが、
    では喜劇として成功していたかと言えば、
    私的にはイマイチだった気がする。

    すべっていた台詞も多かったし、
    同じセリフの繰り返しも多く、くどく感じてしまった。

    これは、観客に、すぐに「喜劇」と分からせないように、
    サスペンス的趣向をも取り入れたのかな?
    という気もしたのだが、そのためどっちつかずになってしまったと思う。

    それから、役者の立ち位置など、演出面でももう一工夫あればと思った。

    まあでも、ラストのどんでん返しはなかなかです!
    それはネタバレとしても、うっかり読んで知ってしまうと、
    興味半減となるので秘しておきます。
  • 満足度★★★★

    実は小松さん
    に見入ってしまっていたりする。芝居も、衣装的(笑)なところも。

  • 満足度★★★

    なんだろうか
    おもしろみが私には理解できなかった

  • 満足度★★★★

    踏み越えの果実
    ある意味露骨でありながら
    終わってみれば
    そこに留まらない女性の奥行きのようなものが
    即物的な感覚ではなく印象の広がりとして残る。

    えぐささえ醸し出す表現の踏み込みがあるのですが、
    それを昇華させる作り手の手腕があって、
    強い印象が残りました

    ネタバレBOX

    物語を追うというよりは
    心象のスケッチを
    眺め続けているような感じがしました。

    舞台のトーンにただよう
    不思議なリアリティのなさ。
    即物的ではあっても、
    踏み越えたようなあからさまさや
    剥ぎ出された強い下世話さが訪れても、
    そこにはガラス張りにした心情の移ろいを
    客観視する視座があって、
    観る側を劣情や猥雑さに塗りこめない。

    だから、
    心情の渦中からは抑制できないような想いも、
    そして具象され
    リアルに渡されたら
    持ち切れないほどのインパクトを持った表現も、
    観る側として自らの好奇的な気持ちに後ろめたさを感じることなく
    すっともらってしまう。
    そりゃ露骨な踏み越え感に目を奪われたりもするのですが、
    その踏み越えがなければくもってしまうニュアンスがあって
    また、その表現への作り手の執着の果実が
    描く物の奥行きとなって
    観る側自らが絵面に身を置いての
    下世話で平板な解釈に落とすことを許さず
    生々しい心情の質感だけを残していくのです。

    正直なところ、エロい部分もあるし
    たとえば自己中心的な思い込みの滑稽さなどに
    笑ってしまう部分も多々あるのですが、
    でも、その表し方にたしかな演劇的手法が裏打ちされていて、
    なおかつコアの表現へのためらいやまやかしを排しているからこそ、
    踏み越え、観る側のフィルターまでもそのままに透過し
    至ったであろう世界があって。

    実は極めてデフォルメされた
    したたかな内心描写なのだと思う。
    作り手が演劇の中に切り出した物の
    精製された生々しさが五感の先に置かれ
    強い印象として残ったことでした。

    初日観劇で、
    役者に若干の力みのようなものを感じたりもしたのですが、
    これはまもなくこなれていくようにも思えて。
    久しぶりに観た公演でしたが
    作り手の創作からますます目が離せなくなりました。





  • 満足度★★★★★

    そんな
    これも 日常にある かもしれない 出来事 なのかも。
    私が知る世界は、 おもしろいのだか おそろしいのだか。

    ネタバレBOX

    いろんな 狭間 というか 境界線が 足元というか 後ろに待ち構えているのかもしれない と 思いました。
  • 満足度★★★

    ちがうちがう
    ネタバレにて。

    ネタバレBOX

    生着替えする人が違うよw
    主宰じゃねーよw
  • 満足度★★★★★

    強烈な個性とシニカルでブラックな笑い
    上演時間目安は90分。テンポが良い会話劇の為時間は気にならない。
    このお話は喜劇である。設定も普通に考えると結構ひどいのだが、役者陣の演技も相まってとても面白い芝居として成立してる。

    物語はバカバカしさとベタな笑いにコーティングされているが、女性(若い女性)に対して何故だかとてもシニカルな印象を受ける。うわべではわからない女性の内面の恐ろしさというか獣性というか・・・嘘が・・・女性が作っているので余計と強い印象を受ける。

    中屋敷が標榜する圧倒的フィクションとは違い柿喰う客では見せる事は無いであろう、このお芝居で魅せる深谷由梨香さんは、20代女性の等身大ともいうべきナチュラルな演技・表情仕草など新たな魅力を感じさせてくれるのに十分であり見応えがある。そして脇を固める掘り出し物の謎の無名キャスト達は、キャラ設定も演技も濃いのだが、しっくりとこのお芝居にはまっていてとても観やすい。クライマックスのどんでん返しの力技(謎解き)は必見です!設定だけを考えると後味が悪いはずなのに、ゲラゲラ笑えてスッキリと帰宅できます!あんなに笑える濡れ場を初めて観ました(笑)

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