青山演劇LABO #005
青山演劇LABO #005
実演鑑賞
青山円形劇場(東京都)
他劇場あり:
2011/11/10 (木) ~ 2011/11/27 (日) 公演終了
休演日:11/11,21
上演時間:
公式サイト:
http://www.ikiume.jp/kouengaiyou.html
胸に残る場面がたくさん ぐいぐいと引き込む演出と、いつもながら緻密な戯曲で大満足だった。円形舞台が、ひとつの惑星。地球とか、太陽とかに見えてきた。
満足度★★★★
0 2012/01/10 20:16
期間 | 2011/11/10 (木) ~ 2011/11/27 (日) |
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劇場 | 青山円形劇場 |
出演 | 浜田信也、盛隆二、岩本幸子、伊勢佳世、森下創、大窪人衛、加茂杏子、安井順平、有川マコト |
脚本 | 前川知大 |
演出 | 前川知大 |
料金(1枚あたり) |
3,800円 ~ 4,200円 【発売日】2011/10/01 前売4,000円 / 当日4,200円 (全席指定・税込) ★プレビュー公演のみ 前売3,800円 / 当日4,000円 (全席指定・税込) |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | 昼と夜に、別れてしまった未来 (前川知大) リチャード・マシスンというアメリカの作家がいる。 その後のSFやホラーというジャンルで、彼の影響を受けていない作品を探すほうが難しいとまで言われる巨匠である。 1954年発表の「I Am Legend」は、自分以外全ての人間が吸血鬼となった世界で生きる一人の男の話だ。 「地球最後の男」という邦題もあるこの小説は、今まで何度も映画化されており、07年の「アイ・アム・レジェンド」は記憶に新しい。 ゾンビ映画の産みの親であるジョージ・A・ロメロもこの小説の影響を公言しており、無数のオマージュや亜流が存在している。 私も最初に触れたのは藤子・F・不二雄の短編漫画「流血鬼」というオマージュ作品だった。 現代の吸血鬼、二分された人間と世界、というテーマには昔から惹かれていて、実は劇団内外で何度も舞台にしている。 中編「双魚」(2006) 長編「狭き門より入れ」(2009) 短編「人生という、死に至る病に効果あり」(2010、図書館的人生Vol.3) 今回の「太陽」は、最初にこの題材に挑戦した「双魚」をベースにしている。 昼と夜に別れてしまった未来。 強く若い肉体を手に入れた夜の住人と、彼らの登場によって「古く」なってしまった普通の人達。 吸血鬼は出ませんが、今回は最初からSFです。 |
その他注意事項 | |
スタッフ | 舞台監督:谷澤拓巳/美術:土岐研一/照明:松本大介/音楽:かみむら周平/音響:青木タクヘイ/ 衣装:今村あずさ/ヘアメイク:西川直子/演出助手:大堀光威 福本朝子/演出部:棚瀬 巧 渡邊亜沙子 制作:中島隆裕 吉田直美/宣伝美術:末吉 亮/宣伝イラストレーション:吉實 恵/舞台写真:田中亜紀 |
リチャード・マシスンというアメリカの作家がいる。
その後のSFやホラーというジャンルで、彼の影響を受けていない作品を探すほうが難しいとまで言われる巨匠である。
1954年発表の「I Am Legend」は、自分以外全ての人間が吸血鬼とな...
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