期待度♪♪♪♪♪
高額なチケットを最初に買ったのがこまつ座だったので、「高い芝居」の代名詞になってるが(新装PARCOや新規MILANO-Zaの方が格段に高いが)、久々に観に行く。
新国立に井上御大が書き下ろした東京裁判三部作の一つ(タイトルがどれも「夢の○○」)だが、「夢の痂」以外の演目を知らず、それをやるというので食指がむずっと動いてる(歌もあるはず!)。同時に、客演の桟敷童子・板垣女史を見てみたいというミーハー心も後押し。
色々とおかしな事がシレッと通る時代ゆえ、物事の筋道を軽妙かつ周到に語る(人物にも語らせてくれよう)井上ひさしの戯曲世界に触れたくなってるんだな。
(余談だが一律に馬鹿高いチケット代を設定してる上述の劇場は一体何だろな、と思う。「RENT」のエンジェルシートも連日盛況な公演でなきゃ出せんものかな。コクーンシートのようなのはまだまだ大事やと思う。素晴らしい舞台でも、下手に人に勧められず、閉じた趣味の世界にハマって行く気がする。)