第3回九州戯曲賞 大賞受賞作品
第3回九州戯曲賞 大賞受賞作品
実演鑑賞
大野城まどかぴあ(福岡県)
2011/09/30 (金) ~ 2011/10/01 (土) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.madokapia.or.jp/
期間 | 2011/09/30 (金) ~ 2011/10/01 (土) |
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劇場 | 大野城まどかぴあ |
出演 | ヒガシユキコ、宗真樹子(劇団きらら)、中村とし子(九州小劇場)、村上差斗志(14+)、前田直紀(劇団ひまわり)、成清暁子 |
脚本 | 島田佳代(演劇集団非常口) |
演出 | 中嶋さと(14+) |
料金(1枚あたり) |
500円 ~ 500円 【発売日】2011/08/08 ※前売・当日同料金 まどかぴあインフォメーションにてご予約承り中。 [電話予約]092-586-4000 [メール予約]件名を「リーディング公演チケット予約」とし、①お名前②ご観劇日時③チケット枚数④お電話番号を bungei@bb.csf.ne.jpまでご連絡ください。(ご予約は公演前日の17:00まで承ります。) |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | 九州を拠点に活動する劇作家を顕彰する「九州戯曲賞」。第3回となる今回は、鹿児島を拠点に活動する島田佳代さんの『四畳半(よじょうはん)の翅音(はおと)』が大賞を受賞しました。 大野城まどかぴあでは、受賞作品の魅力を多くの方々にお伝えすることを目的に、今年もリーディング公演を行います。 全篇鹿児島弁でおくる、どこか懐かしく、悲しく切ない物語。 福岡の演出家と、それぞれ別の劇団等に所属する俳優陣の顔合わせにもご期待ください。 ■あらすじ■ 九州では「胸糸病(きょうしびょう)」という病が流行していた。胸糸菌に感染することで発病する不治の病で、感染者は強制収容される運命にあった。収容施設が建てられたのは九州の南の町。町の中でも施設周辺は「デラシネ区域」(D区域)と呼ばれ、住民たちから敬遠されていた。 ある日、D区域近くのアパート「日ノ丸荘」に根岸響子が引っ越してくる。響子は、胸糸菌に感染し強制収容された後、行方不明になった弟・純平を探していた。 日ノ丸荘の住人・長瀬日菜子にも尋ね人がいた。失踪した職場の同僚・向井瑞穂だ。日菜子は、純平と瑞穂が恋人同士だったと証言する。そんな折、胸糸病患者の救済団体を名乗る「KLネットワーク」の矢野俊司が響子に近づく。 さらに、大家・水原志津恵は純平・瑞穂の行方を知っていた・・・・。 ■作者コメント■ ―――宮崎の口蹄疫発生時に鹿児島がとった防疫体制は強固なものでした。宮崎県へ入ること自体が憚られる風潮。溢れる石灰、消毒槽、防護服姿の人々。目に見えないものの怖さを実感しました。気の毒だけれどここじゃなくてよかった、という空気があったのも確かです。そんな空気は、米軍基地移設問題や原発問題にも通じる気がしました。対岸の火事だと思っていたものがそうではなくなった時に、人は、自分は何を思い、何をするだろう、と考えたりしながら書きました。 (島田 佳代) |
その他注意事項 | 10月1日の回のみ託児あり。 ※9月22日(木)までに要事前申し込み |
スタッフ | 方言指導:西 和博(演劇集団非常口) 照明:岡田 一志(株式会社ステージクルー・ネットワーク) |
チケット取扱い
大野城まどかぴあでは、受賞作品の魅力を多くの方々にお伝えすることを目的に、今年もリーディング公演を行います。
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