満足度★★★
爪
「父帰る」 シンプルなリーディング。
「谷底」 若干の動きがあってのリーディング。面白さから言えば「谷底」が良かった。
言葉を醸すでは小夏さんが上手い。戯曲の「言葉」は、成島さんが上手く何か可愛い。
三浦さんは体調が悪かったのか声が嗄れていて残念。
終演後のアフタートークが面白く、作家4人の魅力を感じた。
リーディングっちゃリーディングなんだけど、
ワークショップとかラウンドテーブルに参加しているような気分に切り替えて楽しみました。
俳優でない、現代(口語)演劇の劇作家による近代戯曲のリーディング企画、リーディングそのものをパフォーマンスとして楽しむよりは、トークも含めて演劇とか劇作とか文体とか、とかについて考えるための企画、劇作家の言葉を聞く企画として売り出した方が良かった気がします。
そう思って参加したので、とても楽しかったです。僕は。
満足度★★★★
無題133
開場すると、すでに4人の方はスタンバイ完了。
入り口入って左側が客席、右、壁際が作家の皆さんの席。
壁沿いに椅子が4席、読むときにはここに座ります。
ロロ、青☆組は公演を、乞局、こゆび侍は他の劇団での客演をみました。
今回、作家によるリーディングということでもっぱらイベントとして
面白そうだなと思いみにきました。
こういうのははっきり書いちゃったほうがいと思うのですが、
吉田さんを除いて、とても上手いとは....。
目をつぶれば情景がまざまざとはならず、たどたどしい
朗読でした。13:00の回でしたので、お店の外は明るく、
車やバイクの音、犬の鳴き声が聞こえますし、晴れてくれば
室内も明るくなります。夕方~夜のほうがいい雰囲気ではなかったのかなと
思いました。
13:00になって時計が一つ鳴り開始。
お話は、これも正直に申し上げると...面白くなかったです。
ぷいと出て行った父親が突然帰ってきても受け入れられず
また出てゆくが...。(今の感覚では)そりぁあ、普通そうでしょ。
そんな身勝手な父親なんて、と思ってしまいました。
ところが、朗読している姿をみるのは、意外と面白かったです。
吉田さんは役者そのもの、他の3人は自信なさげ。それでも
始まってしまったものは最後までやりとげないと。
約50分で終了。その後アフタートーク。
このメンバーによるリーディングの後で、
とても贅沢な設定です。
shelf(SENTIOで観ました)の矢野さんも質問