演劇

劇団俳小第37回本公演

プラトーノフ

デザイン:碇 箍司

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演劇

劇団俳小第37回本公演

プラトーノフ

実演鑑賞

劇団俳小

シアターX(東京都)

2011/09/21 (水) ~ 2011/09/25 (日) 公演終了

上演時間:

公式サイト: http://haishou.co.jp/backnumber/platonov/index.html

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
 劇団俳小の創立者、故・早野寿郎によって1981年に本邦初演され、当時の貴族社会の猥雑さや世紀末の不安と焦りが斬新に表現し、旧世代の俗物どもを攻撃し笑いとばすと同時に、チェーホフ本人の葛藤と痛みを描いた名作、『プラトーノフ』――
 今回は、ロシア演劇の最高峰、ロシア・マールイ劇場の主任演出家...

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公演詳細

期間 2011/09/21 (水) ~ 2011/09/25 (日)
劇場 シアターX
出演 渡辺聡、早野ゆかり、吉田直子、原口紘一、仲条裕、今村一誌洋、桝谷裕、榊原健一、斎藤真、勝山了介、堀越健次、大川原直太、吉田恭子、大多和芳恵、手塚耕一、村松立寛、駒形亘昭、鈴木藍実、岩重正嗣、佐京翔也、信太優也、星野恒久、島井大慧、田辺将、西本さおり
脚本 早野寿郎、ヴラジーミル・ベイリス
演出 ヴラジーミル・ベイリス
料金(1枚あたり) 4,000円 ~ 4,000円
【発売日】2011/08/10
前売・当日とも4,000円 全席自由
公式/劇場サイト

http://haishou.co.jp/backnumber/platonov/index.html

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
タイムテーブル
説明  劇団俳小の創立者、故・早野寿郎によって1981年に本邦初演され、当時の貴族社会の猥雑さや世紀末の不安と焦りが斬新に表現し、旧世代の俗物どもを攻撃し笑いとばすと同時に、チェーホフ本人の葛藤と痛みを描いた名作、『プラトーノフ』――
 今回は、ロシア演劇の最高峰、ロシア・マールイ劇場の主任演出家、ウラジーミル・ベイリス氏(2004年「~悲喜劇~自殺者」を演出)を招聘し、早野寿郎の大胆なテキストレジーによる上演台本を土台としたベイリス氏による新演出によって、現代社会に生きる私たちにも通じる新しいチェーホフ劇に挑む。

 チェーホフというと、日本では特に物静かな品のよい、良き時代の劇詩人と思われがちだが、この作品にはその反対の猥雑さや世紀末の不安と焦りが顕わに燐光を放っている。また彼の後年の諸作品「イワーノフ」「ワーニャ叔父さん」「三人姉妹」「桜の園」等に通ずる事件や人物の萌芽があちこちに見受けられ、これらの作品に共通している、医者であったチェーホフの人生に対する科学者と
しての合理的でクールな眼と詩人としての熱いたぎりが色濃く描かれています。
 十九世紀ロシア文学に一つの系譜を作っている世紀末における「余計者」の一人であるプラトーノフの生き様を舞台化することで、現代社会を覆う漫然とした不安感、明日も見えない危機感を浮き彫りにする!
 そして、早野台本のラディカリズムとロシア・マールイ劇場主任演出家ウラジーミル・ベイリスのオーソドクシティのコラボレーションによって、チェーホフ劇を新しく現代に蘇える!

 生きていることの意味も見出せなくなりつつある現代において、滅びゆく帝政ロシアの堕落した貴族たちの姿や、無為徒食にあけくれるインテリゲンチャの姿をリアルに、シニカルに描き、未来に夢を託す!

【あらすじ】
 時代は革命前の帝政ロシア。ある初夏の日、美しい田園地帯にある没落した貴族の屋敷に人々が集まりはじめる。未亡人の女主人であるアンナは誇り高く美しく装っているが、亡き夫の継子であるセルゲイは気弱で頼りない。しかしそんな彼もソフィアというよき伴侶に恵まれた。老いた退役軍人や医師、そして小学校教師のプラトーノフと彼の妻サーシャ。彼らは近隣の地主たちも交えて再会を喜び祝福する。
 彼らはそれぞれの生活の不満を忘れ、おしゃべりやダンスに興じる。彼らの饗宴は、夜が訪れてディナーの席になっても続く。滑稽な彼らの振る舞いと実りのないただ笑うだけの会話にのぞく空虚さへの風刺……。
 そんな彼らの茶番めいた言動に、爆発したのが教師のプラトーノフだった。そんなプラトーノフに怒りを抱く者もいるが、そのようなつまらない俗物たちよりもプラトーノフに魅力を感じる女性たちがいる……。未亡人アンナとの恋、他人の妻であるソフィアとの不貞の愛、自身の妻サーシャとの生活の狭間で悩み、苦しんでいくプラトーノフ。ついには自殺を試みようとまでするが、実際には自殺できない。そして、最後にプラトーノフはかつての恋人ソフィアにあっけなく殺されてしまう……。
その他注意事項
スタッフ 【作】チェーホフ、【音楽】ウラジーミル・ベイリス、【装置】孫福 剛久、トレフィーロフ・アレクセイ、 【照明】竹井 崇、【音響】射場 重明、【衣裳】岡 千勢子、【演出助手】河田 園子、【通訳】丸知亜矢、【舞台監督】泉 泰至、【制作】いがり たかし、【協力】俳優座劇場、タケ・スタジオ、東京演劇音響研究所、高津映画装飾、アトリエチセコ、演劇企画JOKO、劇団俳優座、劇団昴、劇団つばめ組、ムーブマン、スターダス・21、ビッグスマイル・プロモーション、 主催/劇団俳小

[情報提供] 2011/08/03 14:08 by 劇団俳小

[最終更新] 2011/09/25 22:04 by 劇団俳小

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