実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/04/13 (土) 13:00
内戦勃発により国別に設置された地下鉄の駅内のシェルターに避難した日本人たちの物語。第一幕ではシェルターでの様子、第二幕では内戦終息後の各人物を描いているが、昨今の世界情勢から妙なリアリティを感じさせる。
そして終盤の「あの台詞」はずっとそうあって欲しいという堤さんの願い/祈りと受け取ったが、それが痛烈な皮肉に聞こえてしまう現状……。まさにイマの世界(特に日本の)情勢に警鐘を鳴らす意欲作と言えよう。
実演鑑賞
満足度★★★★
SSチーム千秋楽観劇。
1幕はあまり乗れず。危機的状況の中で心理的軋轢の描写がもっと欲しかったなというのが正直なところ。
秩序を乱す存在と受け取ったテントの男、もっと暴れても、、、と思う。
ある意味、日本人的倫理観を象徴していたのかもしれないが。
一転、2幕は面白かった。
戦後の闇市の未来版とでもいうか、人々のエゴが見え隠れするストーリーに引き込まれた。
結局、だれも救われずに終わるかに見せかけて、最後の歌ですべてを持って行った感じ。胸熱くなった。
松子の存在がかなり異質というか空気読めない系の人物だったが、社会情勢に無関心、何事にも受け身な日本人の暗喩として物語全体のキーパーソンだったのでは?と思った。
外れているかもだが。
実演鑑賞
満足度★★★★★
初日を観劇
総勢18人による群像劇
大人数にもかかわらずひとりひとりの人間模様がしっかり描かれてて良かったです
連日ほぼ満席も当日券は出すそうです
お時間ある方はぜひ