満足度★★★★
かもめ
過去にかもめをよんだことがあったので、あのセリフを言っているんだなとおもいながら、観劇していました。しかし予備知識がなくても十分楽しめるぐらいにおもしろく、男優が演じる女優もいい効果があったのでとてもおもしろかったです。原作との違いに興味がわきました
満足度★★★★
演出の妙
本来女優4人で演じられるところに変化を加え、より見やすく分りやすく、そして深みのある劇に仕上がってました。演出の面白さを感じた舞台です。それにしても、第一回公演なんて信じられない完成度の高さでした。観客の中にいた小さな子供さんも、惹き付けられてすぐにお話の中に入っていっていた。役者さんが微妙に台詞を早めたり、声のトーンを調節していたのが効を奏した感じでした。上手いですねぇ・・・・。この劇、有名な劇を劇中で演じたり、急に劇中人物に戻ったり、役者さんからすれば、ものすごく演じ甲斐のある劇なのでしょうね。演じる喜びや集中力なども良く伝わってきて、ものすごく面白かったです!
満足度★★★★
観た
女優の執念に圧倒された。本当に舞台裏の楽屋で火花が散っているのが想像できた。
女優陣が熱演!なかでも中津原智子さんが素晴らしい。
主宰の小沼朝生さんの調子がイマイチだったのとウケ狙いで、すべっていたのがマイナス。
映画「ブラックスワン」を思い出した。
満足度★★★★★
迫真! かつ質のとても高い演技
場内は満席で、それに節電のためか少々蒸し暑かったが、
90分の公演時間中、舞台を注視し続けてしまった。
笑いあり、迫力あり、人生への省察あり、そして体当たりの演技ありで、
台本も、そして役者の質も高く、素晴らしい内容であった。
私の「今年ベスト5」に入るかも・・・。
また、観終わった後で感じたことは、単なる引用ではなく、
「チェーホフ」的な雰囲気のある演劇であると感じた。
つまり、色々の出来事の後、余韻の中に「何か」を観る者に
考えさせる…というような点で。
なお、以下ネタバレだが、これから観劇予定の方は、ネタバレを読まず、
内容を知らずに観劇されることを強くお勧めする。
ですので、以上に結論的なことを先に申して置いた次第である。