満足度★★
古くからのファン以外は見る価値なし
古くからの第三舞台のファン以外は見る価値なし だと思う。
他の方も書いていたが
脚本、演出、衣装、セット、踊り すべてが古臭い。
(意識してそういう感じにしたのかも。
同じ鴻上さんの「虚構の劇団」ではここまでの古臭さは感じなかったので)
確かに、小ネタに客席は何度も沸いていたが
昔の第三舞台を知らない自分は置いてけぼりな感じ。
あんな高いチケット代出すなら、他に見るべきものはたくさんあると思う。
満足度★★★
タイムスリップ感覚
その当時の活躍は見聞きしてはいたけど、金もない貧乏学生だったので観劇にはほど遠く、観劇のチャンスがあった時は封印されていた。
すみません、過去の作品をちゃんと見た事はありません。
そんな状態で挑みましたが、会場の入り口は一つだけど中に入れば間違った所の同窓会に出席したような感じで見る事に。
一時代を築いただけの事はある、華のある役者さん達が揃ってました。
話の内容は現代の新作というより、過去の題材をミックスされたような話に感じ、タイムスリップして2時間近く幻覚を見たのかな、という印象。
満足度★★★★
30年前に旗揚げ
第三舞台を見るのは初めてです。なんか若いときのエネルギーを感じられました。皆さんそれなりのお年になっていますが。これを30年前に見たらどんな気持ちになっていたのかを想像すると、少し青春にかえったようなこそばい感じを覚えました。
ロビーでは鴻上尚史さんが何やかやと動く回っていました。これからもいい本をどんどん書いてください。
満足度★★★★
最初で最後の第三舞台
観劇経験の浅い私はこれが初めての第三舞台。
いやー、第三舞台ってこういうのだったのか!
ギャグあり、ダンスあり、被り物あり(被り物ダンスが素敵)・・・。
筧利夫のオーラの源泉はここであったかと改めて感じる。
改めて、多くの劇団が第三舞台の後に続いて来たのだと思った。
鴻上さんの手書きの「ごあいさつ」が温かく、心に残っている。
舞台も客席も本当に楽しそうだった。
あ、それから斉藤和義の楽曲を使っていたのが最高!
満足度★★★★
見なかった間が悔やまれる
やっぱりメジャーになった劇団は違うなと思った。
芝居自体は、最近観ている小劇場と、そんなに大きく違ったことはしていない。(最近観ている方が第三舞台や他の先達の真似なのかもしれないけれど)むしろ、芝居の内容は、古くさい印象すら与える。
しかし、多くの小劇団が客を呼ぶのに汲々としているのに比べて、紀伊國屋ホールは満員御礼、カーテンコールは鳴りやまない。
三回のカーテンコールの後、大高洋夫が出て来て「明日もあるから、もう帰ってください」というのに、まだ呼び出す。
みんなが「第三舞台のサヨナラ」というイベントを楽しんでいた。
私が初めて第三舞台を見たのは、およそ四半世紀前の「朝日のような夕日をつれて」で、まさにここ紀伊國屋ホールだった。ホールは、あの時とちっとも変っていないのに、舞台の上の人たちは、私と同じだけ、ちゃんと年を取っている。
実は、あれっきり観ていなかった。
ちゃんと追いかけて観ていれば、このイベントをもっと楽しめたのにな。
残念。
満足度★★★
良くも悪くも'80年代テイスト。
この劇団に対する記憶があればあるほど細かい部分で懐かしめると思うのだけど、それ以上でもそれ以下でもなく。118分。