境界 公演情報 境界」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-13件 / 13件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    きょうかいをテーマの短編。いろんなきょうかいに脱帽。サービス満点な劇団さん。コメント遅くなってごめんなさい。良い時間をありがとうございました。

    ネタバレBOX

    私はチリンチリンと鏡が好みです
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    日本語の面白さと、お正月らしさを感じられて、良かったです!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    コロナ期に配信でみた一人芝居で知った劇団。劇団の歴史はそれなりのようだが出演陣は益田喜晴氏(喜頓と読みそうになる)がベテランの域である以外は4名とも若手(と見えてover thirtyかも)の男女。皆が劇団員風情であるが、にしては?中々の実力。短編は既存作品とオリジナルを織り交ぜた11編。「境界」とは格差、無理解の壁といった幅広い概念だが、冒頭の「笑顔」は教団信者の作り笑いで教会に引っ掛けたな、とふと彼らの手にあるビラを見ると「ものみの・・」おっといきなり実名??と窺っていると、徐に客席にそれを配り出す。見れば「ものみの櫓」、なんじゃこりゃであるが開けばおみくじであった。・・といった正月らしいのがこの公演の趣向、一つ一つが楽しめる短編集としたのもそうした事のようで最後はプチ獅子舞も登場した。チェーホフの短編や、思わずぐっと来る山本周五郎「壺」、トリは落語「井戸の茶碗」(要諦を押さえつつ最短化して上出来)。等織り交ぜながらオリジナルも気の利いたお話。中でもやや長尺の「消防民営化」(近未来)「国境」(現実)は現今の「問題あり」な風潮を抉って笑わせ、何気に秀作であった。
    こういう風刺の効いた劇は例えばロシアだとか、どこか「後れた国」の融通の利かない役人や金欲性欲に弱い地主、地方領主はたまた王様など煮ても食えない権力を揶揄する話だと昔は思っていた。
    今はわが国の話である。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    遅くなりましたが、いろいろな境界の人間模様を見せていただき、とても面白かったです。短編のテンポも良く切り替えも分かりやすくとても見やすいお芝居でした。前作も拝見していますが、役者の皆さんの演技はとても素晴らしく、楽しかったです。
    一体感のある劇場でまた機会があれば拝見したいと思います。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    ベシミル! 華5つ☆ 
     板上中央奥に屏風状に一双張られた造作のみ。他に舞台美術はない。出捌けは四隅に幕を用いて袖を作り実に合理的に空間を最大限に活かして用いている。数多くの小品をオムニバス形式で演じてゆくがそれぞれの作品に独立性が高く、上演の順も上手く構成されていて全く飽きず各作品を堪能できる。脚本、演出、演技、作品に向き合う姿勢、観客への態度も頗る良い。(追記1.13 )

    ネタバレBOX

     演じられた作品群は以下の11作品。上演順に先ずタイトルを挙げておこう。
    1:『笑顔・・・』
    2:『告解・・・』
    3:『鏡・・・』
    4:『風』と『ちさこ』と『バスタブ』と・・・
    5:『消防民営化・・・』
    6:『妻は出て行った・・・』
    7:『忠告・・・』
    8:『レストラン・・・』
    9・『壺・・・』
    10:『国境・・・』
    11:『井戸の茶碗・・・』
     各脚本は劇団オリジナルのようだが、古典落語などをベースにしている作品も在る。また各作品で描かれた状況や場面を「境界」と取るか否かは観客の知・イマジネーション・判断に因る。また境界という言葉そのものが厳密には或る領域と別の領域との間を指す単語である為例えそれが線分に過ぎないとしても一種の曖昧性を宿命づけられていると考えられよう。その表現が、タイトルに三点リーダーで示されてもいる。
     各挿話色とりどりで飽きさせないことは既に書いたが新年ということもあり、新たな年に絡めたシーンが番外に締めとして行われる粋もあり、様々な擽りや人情、深い哲学的問題等を描いた作品もある。この尺でこれだけ多くの人生模様をこれだけ掘り下げた公演には滅多にお目に掛かれる訳では無いことも付言しておきたい。


  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    タイトルにある「境界」だけではなく、「きょうかい(漢字変換した)」に係る11演目をテンポ良く描く。中にはアントン・パーヴロヴィチ・チェーホフの短編や山本周五郎の時代小説 さらには古典落語という幅広いジャンルから題材を得ている。正月の御節料理のように それぞれ違う味わいがあり楽しめる。また場転換に時間をかけず、かと言って衣裳は話に応じて着替えるなど飽きさせない工夫にも好感がもてる。

    さて、当日パンフには「これらを境界と取るか否かは貴方次第」とあるが、中には境界ではなく区別もしくは選別といった印象のものもあり、考えさせる。構成は、教会 教戒 教誨といった括り、チェーホフ短編、そして日本での話といった纏まりが妙。5人の役者が 瞬時に色々なキャラクターの人物を演じているが、それでも違和感なく話の中へ入っていける。
    (上演時間1時間36分) 追記予定

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    「きょうかい」をテーマにした11の短編集、大いに楽しめました。ブラックだったり、シニカルだったり、ホラーだったり、シュールだったり、人情劇もあったりして、バラエティーに富んだ構成は飽きませんね。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    いろいろな境界、とてもおもしろかった。どれもよかったが、特に消防がよかったね。

    ネタバレBOX

    獅子舞がめでたくてよかったね。
  • 実演鑑賞

    面白かったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    まず、11もの演目を5人でやりきったことに敬服しています。「境界」をテーマにした、バライティ豊かな短編を、楽しむことができて、私には素敵な年明けとさせていただきました。ありがとうございました。
    ほとんどの劇団が、経営的に苦しい中で、ずっとずっと頑張ってほしいと心から願います。
    今回出演した5人の役者さんは、私の見る限り、「劇は三度の飯より好き」のようですので、ずっと応援をしていこうと思っています。
    役者さん、それぞれが個性的で、代わるがわるの役を、よく演じていたことも追記します。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    短編11作、色々なタイプの話で飽きることなく楽しめました。
    お正月の雰囲気も良かったです。🎍
    劇団から当日のメールと観劇後のメールが来ていてとても好感が持てる劇団さんです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    素晴らしかったです。どの役者さんの演技もすばらしく感服しました。いろんな「境界」に考えさせられました。あと、芸能ってこういう舞台のことをいうんだろうな…と思いました。そのぐらい役者さんの芸に魅了されました。いいものを観させていただきました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    「境界」に纏わる11演目でした。
    怖い話、面白い話、素敵な話等、様々な内容で、それぞれ面白かったです。
    色々な境界があって、人によって、そのラインが違うんだろうなぁと思いました。
    役者さん達の熱演も良く、お正月の雰囲気も楽しめました。
    年初めに良い舞台を観る事が出来て良かったです。

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