実演鑑賞
満足度★★★★★
三回観ました!
演出と主演のSUMIOさんに引き込まれました。
回を重ねて見ることで、その場に不在の物や空気や人物
その全てが鮮明になっていく
そんな不思議な体験が出来ました。
実演鑑賞
満足度★★★★★
1つの狭い空間のはずなのに、まるで様々な場所、時にいるかのように感じる不思議な世界観。
言葉や表情、一つひとつの全ての挙動から感じる、イメージを強烈に連想させる言葉の数々。
言葉というより、言葉という伝達を借りて全身で世界観、すべてを、まるで今その場を現実にみているかのように、
錯覚を起こす強烈な没入感。まさに今年最高峰の観劇でした!
実演鑑賞
満足度★★
寺山修司とのことでしたので、こちらの劇団を初観劇しました。
結果から言うと
想像してたのとは全然違い、ほぼ夫の一人芝居だと思います。
個人的には好みの問題だと思いますけれどね…
名古屋からコレを観劇にいらしたというお客さんの気持ちは理解出来ないかも
芝居に限らず良い点と良くなかった点も書いてみます。
・良かった点
開場前後の客の誘導が素晴らしく良かった。
説明も的確、声も聴きやすくこの男性100点です。
・よくなかった点
ストーリーが良くないのかな??
1時間ほぼ夫の一人芝居のあと、あまりにも呆気ない終幕な気がした。
客席で最良と思われる席にキャストを座らせるなんて…
1時間で3500円の芝居とは思えなかった。
厳しく言えば1500円程度、一般的な価格で考えても2000円が限界です。
考えようによっては1時間で終了してくれたのは助かりました。
感想書いたら負け越しでしたね。。。
誘導の方★5、芝居で★-3てところでしょうかね。
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2023/12/16 (土) 14:00
座席1階
寺山修司作品の連続上演を続ける池の下。第20弾の「白夜」は、失踪した妻を探して旅をする夫の物語だ。「不在が存在を超えていく恐怖」がテーマという。
舞台は海辺の旅館。他は満室だというのにそこだけは空いていたという部屋に、男が旅行かばんを持って入ってくる。旅の目的は消えた妻を探すことだ。ただ、実は消えたのは夫の方が先で、妻に何も言わず1年程度家を空けたのだという。近所の人によれば、妻は必死の形相で夫を探していたというから、「なぜだ」という思いを胸に夫がいなくなった妻を探しているというのは何だか変だな、とは感じる。
シンプルな舞台で、物語はハイテンポで進む。「不在の妻」の「存在」をどう描いているかがこの舞台の見どころの一つである。詳しくは見てのお楽しみだが、舞台美術に「存在」を語らせているところもあって興味深い。
結末はあっけないのだが、アングラ劇の印象も強い寺山修司がこんな戯曲を書いていたとは。白夜というタイトルも思わせぶりで、見た後にいろいろ考えてしまう効果を生んでいる。