ねじまき鳥クロニクル 公演情報 ねじまき鳥クロニクル」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
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  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    凄く抽象的な世界観ではありましたが…人間の身体でこんなにも多様な表現ができるんだと感動しました。とにかく「すごいものを見た!」という言葉しか出てきません
    セリフ・歌・ダンス(身体表現)の総合芸術。芝居の世界の中に一緒に入り込み、体感したと実感できた観劇時間でした。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    初演を見たので2回目。蜷川幸雄演出の「海辺のカフカ」よりも、村上春樹の世界観をうまく舞台に現出させたと思うので見に行った。が、仕事で70分遅れていったので、前半90分のうち見られたのは15分と、後半75分。休憩込み3時間。

    「ねじまき鳥」=村上ワールドの持つ、深部の暴力性の噴出を、ダンスと生バンドのドラムなどを使って、表現しているところが一番の見どころと思う。身体性と音楽性がカギで、言葉はあまり響いてこない(「6歳の時から声を出さなくなったの。何かあったのか、決意したのか」など、説明やほのめかし)。
    音楽は大友良英が演奏しているんだから、そりゃあ力が入ってる。

    ネタバレBOX

    前半は、①プールサイドで岡田(渡辺大知)と笠原メイ(門脇麦)がしゃべり、ももの長い古めかしい型のピンクの水着の人々がその前を泳ぐ②金髪の娼婦(加納マルタ/クレタ=音くり寿)が綿谷ノボル(大貫勇輔)に暴力的にもてあそばれる二人のアクロバティックなからみ。「何かがかいくぐるように抜け出てきて、私は以前の私とは違ってしまった」③井戸の底へ降りていく=6人くらいがまるい列になって次々舞台中央の穴に吸い込まれる
    (見てないが、この前に、ノモンハンで皮をはいで殺される回想しーん、満州の動物園で動物が殺されるシーンもある)
    後半はホテルから。フロントがナツメグ(銀粉蝶)と息子の声を出さないシナモン(松岡広大)。①岡田(成河)がダンサーたちに逆さにされながら、着替えるパフォーマンス②「彼女たち」が壁をすり抜けるように現れて群舞…この後は眠くて、記憶が飛んでいる。起きていたつもりだったが、かなり寝たようだ。③ちびの牛河(さとうこうじ)と岡田のシーンもあったが、何を話していたか覚えてない。③時々、明るく軽快な曲をバックにメイが髪の毛をたくさんおさげにして壁に張り付けた書き割りのように出てくるが、何をしゃべったか? 行方不明の妻のクミコが青い裾長のワンピースで出てきて、やはり何か話していたが…。
    最後は岩の上?に腰かけたメイと岡田で、綿谷ノボルは、クミコが人工呼吸器を外したため死んだことがあかされる。そして幕(あまりカタルシスはない)

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