満足度★★★
動線が極まってる。
雰囲気のいい会場で、ノスタルジアを味わうかと思ったけど
意外とイノセントなのは失踪(?)した教師のみで。
他の役者はしっかりと芝居をしていたように感じた。
3人の話が、舞台のお約束で時差を生んでいたけど、実際は同時進行だったのかな~とか。
上質の私小説を読み終えた気分になった。
25歳の自分に思いをはせる
25歳のときに自分が住んでいた八幡で観たということ、永山さんと私はほぼ同世代であるということも相まって、気持ちよく泣けました。脚本は96年ごろのものということで、どちらかといえば古い感じのするものでしたが、再演を重ねても古びない定番さがあります。また、永山さんの、若い女優さんたちをきっちりと演出する力はさすがだなぁと思いました。