満足度★★★★★
無題25
観たい!に書いてから約1ケ月、ようやく観劇。不思議に思っていたのが、今の学生さんや若い方々にとって尾崎翠は馴染みのあるものかどうか。私がNHKの朗読(白坂道子さん)を聴いて創樹社の全集を買ったとき、とてもポピュラーな作家とはいえなかった。終演後お聞きしたところ、鳥取ご出身、学部で採りあげられたということでした。なるほど、今、検索してみたら明大の卒論テーマに尾崎翠『第七官界彷徨』論、甲南のゼミ「こおろぎ嬢」。ちくまから文庫がでて作品を入手しやすくなったこともあるのかな。1931年の作品。今回、チェーホフ「かもめ」を作中に織り込んで上演。つい先日、観劇したばかり。そうでなかったら、とんでもない誤解をしていたかも(こんな話はなかったけど...って)