満足度★★★★
アイドル公演に思うこと。
最初から最後まで、スイートなことスイートなこと。
不本意ながら、公演中2回くらいニヤけちゃったわ。
口を押さえてクールを装ってはみたが、ツレにはしっかり気づかれてた・・・嗚呼。。。
ストーリーは、探偵モノ。
謎解きの要素はしっかりあるが・・・「キャンディキャンディ」のウイリアム大おじさまが、アルバートさんだったことを最後の最後までわからなかったボクでも、かなり早い段階で犯人がわかった(笑)
でも、こういうベタなストーリーは気楽に観られるから、たまにはイイよね。
演技力云々は・・・ま、こんなもの。
アンドリウ氏の芝居だから、まず「かわいいこと」が重要なのだ(←偏見ダネ)
でも、主演の田中さん以外は、噛んでなかったから・・・演技力でのストレスは、ゼロだった。
そんな中、「おっ!イイネ-!」だったのが、一風変わった看護婦役の村上東奈さん。
ツレもお気に入りキャラだったようで、帰り道に絶賛しあったのだが・・・ボクは、10年以上前のガキの頃の村上さんの曲を、今でもたまにDVDで見てるんだよね・・・キモがられるのが嫌だから、ツレには言わなかったけど。
歌はたいしてうまくないんだけど、ダンスがよくってね・・・彼女の「優れたリズム感」が、キャラクターを引き立たせたんじゃないかなあ・・・ま、かなりの贔屓目だけどさ(笑)
それはそうと、アイドル公演って、客層が独特なんだけど・・・「あっ、こういうのってイイな」って思うことがあって・・・。
それが「観客が、演者を盛りたてる」こと。
田中さんの歌で幕を開けるんだけど・・・手拍子で、ガッチリ盛り上げる!
アカペラっぽい箇所に差しかかると、手拍子がピタッと止む。
このあたりの「一体感」は、ストリップ劇場でも見られるのでありますが(笑)
小劇場だと、ミュージカル仕立ての芝居でも、演者が手拍子を催促しないと、手拍子が起こらない公演が多いような気がする(きっと、本当は手拍子をしたいんだけど、周りがしないから我慢する、というのが多いんだろうけど)。
やっぱり、観客が盛り上げるのってイイナ、って思うんだよねー。
あっそうそう・・・モーニング娘系列(?)の芝居には、やっぱ保田圭さんが欲しいよなあ。
彼女がいると、芝居がグッと引き締まる気がするんだよね・・・舞台上で彼女が発するオーラは、タダモノじゃないような気がするんだけど。
ま、保田さんがいない分、村上さんがキメてくれた、ということで!笑