実演鑑賞
満足度★★★★
鴻上尚史作品は大人数というイメージがあるので3人芝居というのは珍しく感じる
自分の知る範囲では「トランス」だけれどそれとも全く違った柔らかい雰囲気であったのも意外
3世代3人の役者さんそれぞれの持ち味がしっかり活かされないと成立しない内容だけあって、そこはちゃんと押さえられておられる
心だけ女学生に戻ってしまったお祖母さん(竹下景子さん)とその妄想に寄り添おうとする孫(鈴木福くん)の姿が何とも微笑ましい
それに比べると息子(松村武さん)の立場といったら何とも無粋な存在になってしまってオジサンって寂しいなぁと思うものの、作品的には非常においしい(笑)
歴史的背景に想いを馳せ、ちょっと哀しみを伴う物語でありながら柔らかい温もりが感じられる秀作だと思いました
実演鑑賞
満足度★★★
一昨年の初演は観逃してしまったので、この再演は楽しみにしていたのだが、勝手に期待値を上げてしまったのが悪かったのか、少々物足りない印象。今日の竹下景子の歌を聴いて、これは久野綾希子で聴いてみたかったなあと思ったのは確かだけど、それでもグッときたりするときがあったから、今更ながら歌の力ってのは凄いなと。
実演鑑賞
満足度★★★★★
良かったです!笑えるシーンもたくさんあったし、懐かしい歌は一緒に口ずさんで(もちろん無音ですが)しまいました。福君がすっかり青年になっていました。
人の想いってすれ違ってしまうものなんですね。自分の気持ちはちゃんと伝えなくてはと思いました。二言目には「あなたの嫌いなこと」とか「彼には嫌われるかも」と言ってしまうかすみちゃん。昔の女の子(私もですが)って結構こんな感じでしたが、今はもうそうではないよう願っています。
ひとつ疑問が。かすみちゃんが二十歳の頃って、電話はまだダイヤル式だったと思うのですが・・・