満足度★★★★★
後半の数度の盛り上がりに感動!
いわゆる「ベタ」な話ですが、素直に感動できました。
子供世界を中心に描いた作品で、そこには子供社会ならではの純真さ、
不正への疑問、大いなる将来への夢、それを実現しようとする情熱、
そして、もちろん良いことばかりではなく、いじめ、心無い言葉も含んでいる。
さらに、そこに大人社会の決め事が加わり、
階級・身分・権力・貧富・教育・教養(いい意味ばかりでなく)の差が絡み合ってくる。
満足度★★★★
初風凛華斬
綺麗で純真で世界名作劇場のような作品でした。
特に後半にかけてはテンポがよく、世界観に引き込まれました。
ただ役者さんの技量にバラつきがあったのが少し残念でした。
しかし最後はみなさんの熱量に圧倒されて、素敵な時間が過ごせました。
満足度★★★★
誠実さに惹かれた
これまでに見てきた、かなりの割合の劇団が使ってきたギャグや言葉遊びや、下ネタを一切排除して、
あくまで「夢」「友情」をまっすぐに表現しきったという点で拍手を送りたいと思う。
内容は、道徳の副読本のようで、現実の「階級差」について甘かったり、登場人物の設定がステレオタイプ
で、それはそれでまだまだ検討してほしいとは思うのだが、それを差し引いても、安心して観ていることが
できた作品だと言えた。
若い劇団員さんの集まりで、いつも感じてしまう「バランス」については、これからの課題。年長の、そして
深みのある役者が一人でも二人でもいれば、さらに味わいのある劇になっていたかもしれない。
原田知世似のミラ役も、真摯に熱演をし、最後の挨拶では、かみっぱなしであったほど、役に集中していた
のかもしれない。(かわいい役者には甘いか・・・)
飛行機の劇で、飛行機の模型も絵も使わない小劇団ゆえの大変さ(あえてそうしたのかもしれないが)もあるに
違いない。
公演を重ねて、さらに深く、そして心に残る劇を繰り広げることを期待。
満足度★★★★★
素晴らしい!
最近、変に凝った(つもり)の舞台ばかりだったので心地よかったです。
単純明快なストーリーでした。
でもそれが逆によかったです。
言うなれば、童話のようなストーリーでした。
後はネタバレにて