満足度★★★★
ハイクォリティ!!
戦後 初めての選挙で女性の参政権が認められた、今では至極当たり前の事だけど、政治の世界に初めてて女性が進出する時期をコミカルさも多分に含まれ、二時間 いいものを観たという感じです。
「女性解放運動」 なんて聞くと 難しいのかなと思いがちですが、結構笑えした。。
この時代の中島敦彦作品は何本か観ていますが、はずれないですねぇ~。
折しも、劇中の戦後と今回の震災がかぶって、現代に置き換えても 政治が国民になにをすべきなのか を考えさせられる作品となっていました。
そして、レベルの高いオール女性のキャスト、 なにしろ全員が声がデカイ!!!
大西多摩恵さんは 「市山房子」役 市川房枝さんそっくりで 演技力・迫力は文句なし!!
福島まり子さんも中島作品で何度も観ていますが、今回はテンション高い 関西のおばちゃん役 完璧でしたねぇ。。
実力女優陣の骨のある舞台 そんな感じでした。