実演鑑賞
満足度★★★★★
おそらく本団体さんは旗揚げからかなりの割合で拝見させていただいています。表現が難しいのですが、なんか不思議なお話演技でなんとなく癖になるお芝居です。赤いセロハンをばらまく演出も変わりなく。中村さんのお芝居も元気で不思議と引き込まれますね。今回は短編でいろんな感じでよかったです。アフタートークも楽しかったです。次も楽しみにしていますね。
実演鑑賞
満足度★★★★
3本の短編でしたが、それぞれ面白かったです。
内容は、分かるような分からないような・・という部分もありましたが、役者さん達が、それぞれのキャラクターを魅力的に演じていました。可愛いし、表情も良かったです!
独特な(?)演出で、不思議な世界観を楽しめる舞台で、良かったです。
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2023/08/17 (木) 14:00
何回か観たユニットが短編3本を上演。繋がりがあるようなないような…。(3分押し)31分,29分,37分。
『謝ったら死ぬ病』は、すぐ謝る女子が医者に「謝ったら死ぬよ」といわれるのだが…、の展開。『ワンダフルな人生』は、辛いと言ってる女子が幸せになりたくて…、の物語。『意味不明』は「私」(チカナガチサト)のため何でもしてくれる「あなた」(中村透子)の話かと思ったら…。物語は独立しているが、繋がりがあると言えばあるようにも見える。ストーリー的には今一つで、乗り切れないのが惜しい。このユニットの「芝居しています」的な演技は特徴だが、よく観ると丁寧に作られた巧妙さは感じられるあたりはいい。チカナガチサトの声が印象的で、野田秀樹の好みのような気がする。
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2023/08/17 (木) 14:00
価格4,000円
ユーサンサンプロジェクトの短編作品を3本観劇。
開場入りがギリギリになってしまったにも関わらず、舞台役者から近い距離に着席できたことは幸運でした。
物語は『謝ったら死ぬ病』
○○フィラキシー症候群にかかってしまうと、最後は死ぬことになりますよ?
というイマドキのウイルス系。人の心の病を上手く表現した短編劇。
『ワンダフルな人生』は、17歳の女子高生が他人の人生を羨み
自分の人生が辛いのは環境のせいだと言い張ります。
そこで神さまに相手の人生を生きてみたいとお願いする作品。
隣の芝生は青く見えるじゃないけれど、きっかけは共感出来るものがありました。
けれど人生は各々ハードモードな部分も見えてくるわけで…若いって良いなw
最後は、やたら神保町ワードが出てくる作品『意味不明』
エンターテイメントとは、他人を喜ばせる行為。
私とアナタが違う人間だからこそ、考えている事も同じではない訳で…。
良かれと思って行動していることが実はすれ違いだったり、勘違いになってしまったりといった二人芝居。
実演鑑賞
満足度★★★
短編集3本立て。いずれも分かりにくいという訳ではないのだが、なんとなくしっくりこない。どう感じればいいのか悩んでしまう。実験的だからかな?
実演鑑賞
満足度★★★
テーマは同じような、若い女性の<暗澹>たる気持、それでも<燦々>と生きようとする姿を描いた3短編。最近の公演は若い女優陣で紡いでおり、本作も例外ではないが 内容は性別に関係なく、人が抱える葛藤であり苦悩である。しかし 重苦しくせず、どちらかと言えば 打開しようと奮闘する様子を明るく描く。表層の面白可笑しさ、その奥に隠れた心の傷が痛いようだ。
短編のタイトルは 上演順(キャスト)に「謝ったら死ぬ病」(6名)、「ワンダフルな人生」(4名)、「意味不明」(2名)で 何となく群像から二人芝居へ。この構成は良かったが、作品の出来に差があり 全体としてみたとき 心に響かないのが惜しい。
舞台は斜めに設え 二段菱形状のよう。それに対し 客席は2方向に配置しているが 観やすさは変わらないだろう。印象に残ったのは、最近の(U-33project)公演に比べ<心情と情景>の違い、それを照明の諧調によって表現しており巧い。
(上演時間1時間35分)