青山君よ、家が明けたら夜に帰ろう 公演情報 青山君よ、家が明けたら夜に帰ろう」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
21-24件 / 24件中
  • 満足度★★★★

    おもしろいと思います
    チケットプレゼントで鑑賞。劇団初見。

    ストーリーというよりも、あの手この手で笑わせにくる感じ。爆笑というワケではなく、ニヤリとするテイスト。好みです。
    ポップス曲が劇中で頻繁にかかり、楽しいノリに拍車をかける。舞台道具は力の抜けたようなものばかりで、舞台にそういった意味の一体感が付与された良い舞台だった。

    細井里佳は、かわいくてかつコメディな動きと声が良い。。以前観たエビスバー公演時は、かつて伝説のキャバ嬢(泡姫?)役だったが、今回同様力まない演技が上手かった。
    男性陣は鳥島明、宮本初、前田昴一、田中慎一郎らがよかった。特に前田と田中。
    篠原彩も、小柄ながら勢いのいい演技で好印象。別団体の公演でははかない幸薄少女役だったが、こっち方面もなかなか良い。
    どーでも良いけど、望月春日のウエストが細い。

    ネタバレBOX

    西森(細井)は、大学在学中。青山(鳥島)と茂野(宮本)と同居している。二人を残して旅に出ると少年に出会い、その少年の家に呼ばれる。連れて行かれた先はとある旅館(のような町?)で、一風変わった面々が住んでいた‥。

    結局は夢オチで、ストーリーはあまり気にしないでよさそう。とはいえ、ストーリーや人物像に上手く笑いを乗っけているような気がする。序盤の千葉の演技からして、あぁ気軽に楽しめばいいんだな、なんて気がした(まぁそんな立ち上がりでもシリアスに流れてくれても良いけど)。

    西森がかわいい変わった女の子という面だけでなく、腹にブラックなものを若干抱えていたのがよかった。ラスト、青山君をあんなふうにふってくれてよかった。
  • 満足度★★★

    何かが残った
    なんと表現すればよいか悩むところですが、とにかくやりたいことを全てやってしまおう、という気概は立派です。くだらないことは真剣にやるからこそ価値がある。いえ、価値や意味など求めていない、ということもよくわかります。
    あらん限りのネタを入れ込み貪欲に笑いを取りに行き、そしてほんの少しのせつなさを漂わせるというのは、昔よく見られた小劇場演劇のようでもあり、懐かしささえ覚えます。ただ、笑えたかというと、笑い切れなかったというのが正直なところです。あと少し何かがあればもっと笑えたはずなのですが・・・。前説では「何も残らない」と言われましたが、かえって何かがひっかかるように残りました。
    また、役者さんの演技がどうしても表面的に見えてしまい、せっかく用意された刹那さが生かし切れなかったのが残念です。全体的に大声を張り上げる芝居が多く、それが続いてしまったがために単調に感じてしまいました。

    ネタバレBOX

    個性豊かな役者さんが揃ってはいたのですが、登場人物が多く二役目、三役目の整理がつかなかったのか、ややわかりにくいのが難点です。
    今回たまたまそうだったのかわかりませんが、役者さんの演技が感情から来るものではなく段取りから来ていたようで、それがこちらの感情移入を妨げたのではないかと思います。
  • 満足度★★★

    いかにも下北沢な・・・・・
    いいなぁ、こういうの。チープな美術にハチャメチャなストーリー。勢いがあって、体当たりで怖いものなし、といった感じのお芝居。劇場の小ささもなんのその、MAX声の台詞。な、なんかお祭りの夜店の熱々のたこ焼きを食べた感じ~。また観たいです。(千代田線の人身事故の影響で遅刻してしまった。皆さんすみませんでした)

  • 満足度★★★

    新感覚、くせになりそうな楽しさ。
    初見の劇団。

    不思議な感覚の芝居。最初はこの劇団特有の笑いの質についていけず置き去りにされた感じ。途中からようやくそのゆるい笑いが身体になじんできた。これは意外と癖になるかもしれない。

    次回公演を観るとはまるかもしれない!

    ヒロインの細井里佳が相変わらず素敵だった。この物語は細井里佳版不思議な国のアリスだ!

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