満足度★★★
捨てる
「ゴミ箱に捨てる」って事をキーワードに、色んな人間模様が描かれる。
コント寄りかと思いきや、あれよあれよと暗い話になったりもする、良い意味でぐにゃぐにゃした展開。
カタコトのハマカワフミエが異色の大活躍をしていたのが印象深い。
満足度★★★★
相変わらずセンスがよかったにゃー
でも、以前観たものに比べると蛇足感が多かった印象。ちょっと残念なところもあった。特に笑いの部分はちょっと消化不良気味かなぁ。けっこう近場の笑いに走った感じはありました。でも、次も観るぜい!!
満足度★★★★
ランさんスーさん
全体がコメディタッチな中、しっとりした上に「もののあはれ」まで感じさせるランさんスーさんのエピソードが入ることで1本の作品としてきりりと締まった印象。
カーテンコールの後にミッシングリンクを明かすパートがあるのも◎。
満足度★★★★
お見事
ラストに時間軸がビシッとつながる脚本はお見事でした。(ゆっくり目の流れだったのもわかりやすくなってた一因でもありますが)
また、役者陣(特に客演陣)も普段あまり見せない役柄であったが、いつもやってるようなはまり具合でした。
しかし、池亀さんの役名はなかなかのツボだったが、それ以上にハマカワさんの役柄が、異様に似合いすぎ(笑)
面白かったです。
満足度★★★★★
繊細
繊細で緻密な舞台。すごく楽しませてもらいました。また次も楽しみにしています。終演後、一緒に観劇した友人と食事に行ったのですが、この舞台について延々と話してました。
満足度★★★★
長編は初
去年11月の再演短編に続き2回目の観劇。
途切れ途切れの場面がだんだんつながっていく感じがいぃですね。
ハマカワさんのキャラがよかったです。
満足度★★★★
シニカルでダークでおバカ
役者さんの演技も自然で話の流れもスムーズで芝居の世界に乗りやすかったんですが、前回感じたスタイリッシュにカッチョ面白いのカッチョ良い部分が今いち出ていなかったかなあ感じました。
満足度★★
初、プロデュース公演!!
と、思い楽しみにしていきましたが、いつもより面白く(笑うには笑ったんだが)感じなかったのはやはり役者の数が増えた分濃度が薄まってしまったからなのでしょうか?値段設定もいつもより少しお高めなのにいつものあの洗練されたビジュアルデザインとは違う、なんかどこにでもありがちな印象。ネタも昔やられたやつの焼き直しということで少し小粒な印象でした。
PLAT-Formanceのお二人があまり目立たず脇に追いやられてしまったのも残念。
また、二人の時の面白い奴を次回は期待しております。
満足度★★
最初の話が好き
プロデュース公演は初見でしたが、役者さんが増えることで精度が薄まったような印象でした。2人の時の完璧さを観ているだけに、残念。話はブラックめで好きですが、全体的にはよくありそうなコメディー劇団みたい。役者さん、特に女優陣が、あまり好きになれず観れなかった。型っぽくて、表情が乏しいと思ってしまいました。唯一加藤さんのキレの良さが合っていて気持ちよかったです。 ネタをやっても役者さんが笑うと、こちらはまったく笑えなくなります。 また次回を楽しみにしています。
満足度★★★★
初めて来て観ました...
観たことがあるキャストが複数居たので観劇。
素材を充分に知り尽くして,上手に料理されている感じ。
造りも緻密に出来ていると思いました。
キャストの味だけじゃない。楽しめました。
オカ様,劇場の位置がわからないと電話したら,なんと走って来て頂けました。こんな丁寧な所も作風に影を落としている気がしました。
いろいろ大変な時節ではありますが,末永く頑張って下さい!!!
二人
社会風刺や各話のリンクを、気負わずにサラッとやるのは素敵。おそらくこれらは狙いすました必殺技じゃなくて、作家オカヨウヘイが自然とやっちゃう類のものなんだろう。
出演者はみんな上手いんだけど、人を笑わせる際の足腰の強さというか、地力みたいなのの差が顕著にあらわれた公演だった。台詞レベルの明確な可笑しさではないさりげない遣り取りにおいて、「自分」で笑いをとれる人・とれない人がパッキリわかれた印象。
その意味でメンバーの二人と加藤諒は圧巻。
プロデュース公演として客演の魅力を引き出す中で、逆にメンバーの強さ・自由さが目立った公演だった。
やっぱり二人の公演が観たい。
そうなると加藤諒はなんだったんだろう。単純にすごい人なのか。
満足度★★★
プロデュース公演
コリッチの人気劇団の俳優さんたちが客演してのプロデュース公演。
千秋楽で、客席も小劇場の俳優さんたちが多数ご来場のようでした。
コリッチの常連客のみなさんにとっては10倍楽しめるような公演だったのではないでしょうか。
自分はプラフォも2度目で、あまりほかのコリッチ人気劇団も拝見する機会が少ないものですから、上級者のかたちのようにマニアネタはわかりませんでした。
「ゴミ箱=パンドラの箱」という構成の妙も、自分のような素人観客にはイマイチ理解できず、モヤモヤ感もあり、コントの純粋な笑いについていくのがやっとでした。
満足度★★★★
はずれない指輪
感情をもろに出して、正直に生きている若者たちをユーモラスに、シニカルに描いていて、楽しい作品。
大震災後の今の現実的不安を醸し出している。
原発事故現場作業風のシーンもあったりする。
わかりやすいわけではない。独立した話しを四つ(?)べたに並べている。
それをちょっと関係ありそうな形にまとめたところも面白い。
アドリブで言ったところは、私にはうけなかった。役者はうけていたが。
計算し尽くされたセリフのほうがおもしろい。とっさのアドリブは失敗の方が多かった。
この舞台、いろんな元ネタがあって構成されたものらしい。
それを知っていればもっと楽しみも増えるのだろう。ニヤリと自分は分かったぞと自慢もできるのかもしれない。
私はそれほどの通でないので、この舞台上だけでやりとりする面白さで満足するしかない。
それで十分な仕上がりの舞台であった。
なんかどっか憎めないずれた若者が描かれていて、ふるまいも普通じゃない。
その中でも秀逸だったのが、女友達同士で、はずれない指輪を力いっぱいはずそうとするシーン。綱引きもどきに熱演する女優たちが良い。
あの必死さ、真剣さが、他の場面のだるさ加減とコントラストがあった。
満足度★★★★
女の子って…カワイイよね
今回はプロデュース公演ということで、女性キャストも含めどうなるのかと期待の観劇でした。自らをコントユニットと名乗りながら、コントの域を軽く越えていくのが頼もしい。登場人物はみんなカワイイ愛されキャラで、お客さんの笑いをさらっていくのだ。特に女性キャラはみんなカワイくて、毒があって魅力的!
出演者が自由に遊んだり飛び回る中、メンバーの二人が物語の根幹をしっかり支えていて、安心感がありました。
オチにシニカルな展開を織り交ぜつつ、時間と空間を飛び越えてまとめ上げた緻密な構成にシビれました。
実を言うと
生で観るのは今回が初めて。
笑わせたり愛されたりすることにかけては、吉田さん安藤さん加藤さんの3人が抜群に良かった。
短編(のような)形式だったけど、個人的には工場の話が一番面白かった。単純に笑えたのもあって。
安藤さんと吉田さんの会話は本当楽しそうで、もちろん観てるこっち側も楽しくて、こうなるとこの2人だけのギュッとしたお芝居の方も観てみたくなるんだからしょうがない。まぁいつもはそうなんですが。
あとやはりタイニイの椅子は本当辛かった。アレなんとかなんないんすかね?(笑)
満足度★★★
ジャンルは?
コント・コメディ・芝居・・・かな?
コントにしては1つずつの話が長いし
コメディにしては常時笑いをとりにいく姿勢
純粋な芝居、ではない
なるほどなぁと
ワタシの印象としては
役者のレベルが高い!
いい役者さんぞろいっ
しかし
コントっぽい姿勢で
笑いを狙い過ぎて
全然入り込めない
芝居はうまいんだけど
テンポはいいんだけど
ワッと湧くような力技がなくて
前半〜中盤
全然入り込めない
コント的な割には
長い・・・
(この辺は、ワタシの笑いの好みなので、人によると思います)
しかし
構成がとてもよく
最後まで観て
あぁ、なるほど
面白いと思えた
ズルイ。許すけど。
劇団がコントをやるっていうとなんか普段よりちょっと下に位置する企画物なイメージが強い気がする。逆にコントグループが演劇やるって言うと上に位置する気がする。彼らの場合は元々演劇が出来る人々なのでそのイメージはズルイ。だって普段より上の事やるけど出来るって凄いみたいじゃないか。ズルイけどちゃんと面白いから、許す。
ゲストを呼んでさてどうなるかと思っていたら、ゲストの経歴自体をいじるというネタまであって。知らない人が見て「え?今の何の意味があるの?」と引っ掛かる様な入れ方はせず、分かる人だけ分かる埋め込ませ方。分かって喜んだ人はいても、分からなくて悔しい思いをした人がいない優しいネタだった。
全編笑いだけにせず、込められたメッセージも。個人的には観る事によって自身で改善を図れる諸問題については意識の芽生えが大事だと思うけど、手に負えないものだと不安を煽られたままになってしまう点を危惧。どうだろう。近くにいたOL風な女性とか終始ガッバガッバ笑ってたし、気にしすぎかもしれない。ひとまず、笑えます。