うわつら 公演情報 うわつら」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.7
1-7件 / 7件中
  • 観ていた
    2011.3.29

  • 満足度★★★★

    タイトルを変えただけはある
    「もっと見る」を改訂しての公演。
    基本的に重い題材を扱った物語ですが、重く感じることなく、また初演より明るめの感じに仕上がってたように感じました。
    (後半少しもう少し重くしてもよかったかなとも思いましたが)
    再演ではなく、タイトルを変えての公演にしてただけの事はあります。非常によかったです。

  • 満足度★★★★★

    印象的な主人公を主宰自ら演ずるのはズルい?(笑)
    描きようによっては悲壮感が漂ったり湿っぽくなったりする題材を「不謹慎」にならない笑いも交えて明るく描いた秀作。
    とはいえ、口は悪いが周囲に人一倍気を使い、しかし人間的な弱さも見せる印象的な主人公を主宰が自ら演ずるのはズルいかも?(笑)
    伸吾の姉がパンを持って来る場とそれに続く伸吾が吉永の病室を訪れる場は秀逸。

  • 満足度★★★★★

    いい感じの死生観
    私もこれくらいの振れ幅で臨みたいと思いました。

    ネタバレBOX

    これといって盛り上がる訳ではないが、飽きさせず最後まで持たせるのは流石だという書評のように作り手も考えているのでしょう。そんな作品でした。

    義理の妹との関係や、師弟関係、友人関係なども、そこはかと伝わってきます。

    どこかで死を前にした執着心の汚い面を垣間見せるのかと思っていましたが、上っ面だけでなく、内面も落ち着いた人でした。

    将来のある人に対して、腹の底から「いいなーッ!」と羨む気持ちは良く分かります。一方、死期を自覚すると嫉妬心が薄れるのも分かります。もし普通に生活していたら、弟子が賞を取ったことに対してもっと嫉妬していたことでしょう。

    ところで、弟子がメガネからコンタクトに変えたことにことさら触れなかったように、テレビクルーの女性が結婚指輪をはめたことについても突っ込まない方が良かったと思いました。

    本作品に関しては、気が付いた人には分かるというくらいのサラリ感がおしゃれです!
  • 満足度★★★★★

     
    観劇

  • 満足度★★★★★

    恐れ入りました。
    大変難しい問題を、ユーモアとペーソスを散りばめ、淡々とシュールに演じきった秀作。
    本筋のあらすじを語れば2~3行で済むお話を、良くぞ約2時間全く飽きさせずに、場面展開の切替も見事に、一気に演じきられた。やぁ~お見事、恐れ入りました。
    押したり引いたり、膨らませたり、ぶれない人物設定、枝葉の展開も非常に気になる憎い脚本・演出、そして、演技。大変勉強になりました。

    ネタバレBOX

    <気になる事(焦らされた)ベスト5>
    ●伸吾君の病状・闘病生活はどんなだったか・・・
    (主人公より、重病で先に逝く可能性がある事は予見できたが・・)
    何度も確認するチャンスがあったのに、敢えて最後まで、触れなかった
    ●主人公の恋愛関係・・
    主人公と義理の妹圭子さんとの関係は?
    夏目さんは、主人公に好意を持っている様に見受けられたが、実際どん
    な関係であったのか・・・
    ●後藤(ゴトー)先生の診療所の日常・・・
    ●既婚者春川(インタビュアー)さんに対する、秋田(カメラマン)さんの横恋
    慕の展開は・・・
    ●主人公PC内の消去される運命の「EROファイル」の中身
    (+1)
    ●自分自身、死ぬ前に、最後に何を食べるのか・・・
    <印象に残る場面>
    ●主人公臨終前の「逝く」お話に対する圭子さんの周りの人に対する「ごめん
    なさい」発言
    ●主人公の小学校終業予鈴に合せた鼻歌
    ●主人公「羨ましいなぁ~」発言の場面
  • 満足度★★★★

    この笑いの感じが大好きなのです
    場所は病室、舞台中央に寝台がひとつ。
    死の宣告を受け寝台の上でそれを待つ人と、病室にやってくる人々のはなし。
    ごくごく普通の会話がおもしろい。
    この笑いのセンスが自分にとても合うんだなあ。
    役者さんのお芝居も芯が通っていて安心感がある。
    板垣さん出ずっぱりなので、板垣ファン必見。
    しかし改めて板垣さんは顔が怖いなあ。

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