タテヨコ企画第13回公演
タテヨコ企画第13回公演
実演鑑賞
ワンズスタジオ(東京都)
2006/11/11 (土) ~ 2006/11/19 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://tateyoko.com/
期間 | 2006/11/11 (土) ~ 2006/11/19 (日) |
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劇場 | ワンズスタジオ |
出演 | 舘智子、藤崎成益、好宮温太郎、青木柳葉魚、中尾祥絵、工藤治彦、青木亜希子、市橋朝子、佐藤真義、服部健太郎(以上、劇団員)、瓜生和成(東京タンバリン)、坂口候一(81プロデュース) |
脚本 | 横田修 |
演出 | 横田修 |
料金(1枚あたり) |
2,000円 ~ 2,800円 【発売日】2006/10/10 前売 2,500円(日時指定・全席自由) 当日 2,800円 学生割引 2,200円(劇団のみ取り扱い/要予約/当日受付にて学生証をご提示下さい) ビデオ撮影日 前売・当日共 2,000円(劇団のみ取り扱い) |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | ●物語~『フラミンゴの夢』 なんてことのない雑居ビルの地下。 そこにある地下農園跡にて映画の撮影が行われている。クランクアップ目前のある日、地下室の入り口にはなぜかカギがかかっていた。途方に暮れる撮影チーム。 しばらくすると、彼らとは別にドアが開くのを待っているという人たちがやってくる。 ドアの向こう側を巡って繰り返されるバカバカしいほどにかみ合わない会話。 果たしてそのドアの先には何が? そしてカギをかけたのは、、、 ●夢の中で夢中に歌う夢を見る夢。 「移ろいゆく季節の中で、壁を越える」 誰だって夢の一つや二つ持ったことはあるでしょう。移ろいゆく季節の中で、ふと昔の夢を思い出すことがあります。忘れてしまった夢や希望はドコに行ったのか。 今回のお芝居のテーマはまさにここにあります。 まるで映画のフィルムに全く同じコマが一枚もないように、私達は一瞬一瞬ごとに違うモノであり、そしていつかはフィルムも終わる。でもだからって、そのフィルムに写っていることだけが私達のすべてではないでしょう? 日も差さない地下室というコンクリートの壁に囲まれた場所で、少しだけ壁を越えたいと思います。 ●作者の文章 片足で立ったまま眠るフラミンゴの身体は、何者にも縛られず風船のように自由で、そのくせちょっとありえないほどにブレがない。大勢がまとまって眠っていてもそれは変わらず、見れば見るほど一羽一羽の区別が曖昧になって、まるで全体で一つの新しい生き物であるかのような錯覚すら覚えるほどだ。果たして彼らは同じ夢を見ているのだろうか?そもそもフラミンゴが夢を見るのかどうかすら僕には分からない。でも思わずこう考えたくなるのは、彼らの堂々たる眠りっぷりに僕が魅了されたからだ。 果たしてどこかに自分と同じ夢を見ている人はいるのだろうか?そもそも世界のあらゆる人たちがみんな夢を見るということ自体確かめようがないわけで、でも思わずそんなことを考えてしまうのは、僕の夢に僕自身が魅了されているからだろう。全く恥ずかしいったらありゃしない。そのために僕は刻一刻と痛い目に会っているというのに。でもまあ仕方がない。それが夢ってものなのだから。 こんな恥ずかしい話を描きたくなったのは、場所が地下だからなのか。 最初で最後にしたいものだ。 2006年残暑 作者 |
その他注意事項 | |
スタッフ | 舞台監督/田中翼 照明/鈴村淳 音+音楽/薮公美子 空間/横田修+好宮温太郎 宣伝美術/京 イラスト/糠谷貴使 写真撮影/平地みどり 制作/タテヨコ企画制作部+【ДаДа】 製作/タテヨコ企画 協力/一の会 JVCエンタテインメントネットワークス(株) |
なんてことのない雑居ビルの地下。
そこにある地下農園跡にて映画の撮影が行われている。クランクアップ目前のある日、地下室の入り口にはなぜかカギがかかっていた。途方に暮れる撮影チーム。
しばらくすると、彼らとは別にドアが開くのを待っているという人たちがやってくる。...
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