カフェ・ビアンカ 公演情報 カフェ・ビアンカ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.6
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★

    絵画を見ている気分でした
    この雰囲気は、女性が好きかもしれないですね(*^^*)
    趣向を凝らしていて楽しかったです。

  • 満足度★★★★

    芸術性
    いろんな登場人物がシリアスとコミカルの間、及び、時間を飛び越えて大活躍するストーリーに、純愛と芸術論をまぶして格調高く仕上げた傑作。モーム役の人が宝塚の男役みたいでカッチョよかったです。ステレオ感あふれた音の使い方も効果的でした。

  • 満足度★★

    初日だから?
    この日、たまたま役者さんの調子が悪かったのか、初日ゆえの緊張なのか、
    噛みすぎ…。そして噛んだ後、素に戻りすぎ…。
    見てる方まで素に戻っちゃうので、どうかどうか気をつけていただきたい…。

    ネタバレBOX

    80年代小劇場を全面に押し出している。
    しかしなんかこう押し出し過ぎと言うか、ともすると、とらわれ過ぎじゃないかなぁ。
    私も80年代小劇場は好きだけど(まぁ映像で残っているものしか見たことないんだけど)このとっちらかった印象はどうにかならないのかなぁ。
    80年代小劇場=とっちらかってるのが特徴なのかもしれないけど、それがクライマックスで急激に収束してくスピード感が必要だと思っている。
    観客に与える見事なまでの説得力があってこそ、とっちらかりが活きてくるわけであって。
    本作には、な~るほどね~という感覚が不足していた。
    あ、終わり…?って感じで。
    ばらまいてきた伏線と思われるものたちは伏線ではなかったのか。
    じゃああの時間いらないんじゃないだろうか。
    舞台セットはなかなか凝ってて、衣装も頑張ってた。
    けどそれらが本筋に関係なかったりするとやっぱりそれいらないんじゃない?と思ってしまう。

    ついで台詞回しが強引だった気がする。
    結構言葉で遊んでたんだけど、納得する前に転がされた感。

    すっきりさせることを嫌うかのように、全体をわざとごちゃごちゃにしたような印象を持った。
    これ、単なる画家と娼婦の恋だったら、相当好きな類なんだけど。
    ま、私の個人的見解です。好みもあると思います。

    こういうのは脚本家と演出家とじっくり語り合いたい。
    これはどういう意図でこうしたのか?
    そういう話し合いの面白さがある本だと思う。
    つまりきっと、役者陣はやってて楽しいんじゃないかな。

    あと、休憩なしの二時間…二十分?は絶対長い。
  • 満足度★★★★

    アルトン・モーム
    彼の切ない心も浮かび上がるのだが、素敵な美術に光と影も生き、かなりコミカルな演出で楽しめ、その下に潜む本質の見え方も良かったです。

    ネタバレBOX

    10歳のいちご(石黒礼子さん)が連日見る夢の中で『オレだよ!オレ』と言っている主は、オバケかも?オバケは怖いけど、どうしても気になるので、彼を探しに、通称お化け屋敷と呼ばれる洋館に、仲良しの男の子りんご(こうのちえさん)と、探検に入る。
    そこには、人が住んでいないのに、気配が・・・それは、オバケ達だった。ちょっとドキッ!とするものの、このオバケ達、シリアスなのからお茶目な奴らまで様々、ちょこっと乱舞もするので、どちらかと言うと、面白いお化け屋敷ふう。この洋館のセットが雰囲気良しで、壁の裏側の通路も、光や影、音を上手く使い、奥行き深く、空間を広げて見せる工夫が良かったです。
    アルトン・モーム(吉岡麻耶さん)も又、この洋館に住んでいる幽霊の一人だが、彼は娼婦から救い妻にしたメイ(石黒礼子さん)を、忘れられずにいた。モームに想いを寄せ、売れない時代を支えていたていた娼婦も、この洋館の女主人(山田佳奈さん)として過ごしていたところに、メイに似たいちごが、洋館に来た事でモームの心も騒ぎ、イチゴが消えてしまう。

    この洋館には、先客の美術品泥棒(清水敏夫さん・藤田レインさん)がいて、彼らとオバケ達で、イチゴを探すのだが、モームの過去や絵画の世界に、入り込んでいきながら、物語はすすみます。
    モームの世界でありながら、恋や人が生きる悲しみや弱さ切なさも、さらけ出されるのですが、温もりもありコミカルなシーンもあるので、重くならず仕上がってます。

    又、衣装や小道具、音響にも、こだわりが感じられ良かったです。
    イチゴ、リンゴ、モーム、女主人、黒猫(小川法子さん)が、特に印象的でした。
  • 満足度★★★★★

    良いもの見つけた・・・必見です。
    ゲネプロを観せて頂きました。
    作家が本を書いて・・・演出家が役者で舞台に描いて・・・役者が観客の心にも絵を描く・・・
    作品は、バランスがとれて、桜花一想のHPと同様に素敵で、後味の良い余韻が有って、とても良い絵を心に描いて癒されました。
    かざびぃは、小さい小屋で知近距離で観れますが・・・勿体ないです。
    芝居には花が必要で、花を育てるのも主宰座長の役割・・・
    主演の吉岡さんの麗しい目力を、主宰演出の斉藤さんが惹き出して・・・とても新鮮な魅力を感じて見惚れますよ!
    お客さんへ投げる目線・・・起承転結・大切な台詞の間合いとフレージング…本番を重ねて更なる成長で大化け・・・期待で★★★★★です!?




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