訴えたいものがあってこそ
シングルマザーのおかれている現状についての憤りとかやるせなさとか・・・ストレートに立ち向かった作品だと思いました。
もし、自分がそういう立場だとしたら、この作品見たら、ものすごく勇気をもらえるだろうなー。
満足度★★
シングルマザーたちの苦労は分かったが
『ら抜きの殺意』や『歌わせたい男たち』を満点とするなら、今回の『シングルマザーズ』はせいぜい50点。
2002年から2年ずつ区切っての4場構成、「ひとりママネット」の活躍を段階的に描いていくのには適切で、ソツがない。しかしそれがどうにも“教科書的”で面白くならない。ドラマが生まれてこない。シングルマザーたちが行政の不備によって苦労を強いられていることは分かる。勉強になるし、テーマそのものは面白い。しかしそれは「題材が面白い」のであって、「演劇としての面白さ」ではない。
役者たちも、彼女たち自身の設定を説明するのに手一杯で、役者の演技としての面白さを発揮するには至らなかった。それが残念である。
満足度★★★
芝居としての評価は・・・
シングルマザーたちの苦労、DVの問題、母子加算などとの闘い・・・、とシングルマザーたちを襲う問題を年代を追いながら見せてくれて勉強にはなった。
だが、我々は勉強をしに行ったのではなく芝居を観に行ったのだ。
芝居として考えると、役者たちのほとんどがオーバーアクトでつまらない。
そんな中で、枝本萌はコメディリリーフを上手くこなしていた。
脚本も永井さんとしては下の部類だと思う。
満足度★★★★
感動
淡々とすごいテーマを演じているな〜と。
おそらく彼女らは血を吐く思いの日々を送っているのだと思う。
DVに悩む女性たちは自分のことより子供に思いを馳せるんだよね。
永井愛さん、ほんとに自然体で演ってくださってありがとう。。。