雨の世界 公演情報 雨の世界」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-16件 / 16件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    月チーム観劇
    雨に纏わる物語
    名前のエピソードとか、面白かったです!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    雨の夜に雨男の話。面白かった!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    月組を観劇。やっぱり面白い作品ですね。昨年ウテン結構の舞台を観ていますが、今回は出演者の年齢が高くなって(多分、失礼)、ちょっと落ち着いた感じになりました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    ウテン結構の時とはストーリーや演出に違いがあったがこれはこれで面白かった。

    ネタバレBOX

    終盤の幸子とカミーユの会話は何度見ても良い。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    月の公演を観劇。劇場に向かう途中から雨が。上演内容とリンクでもしてるのかと思うくらいの天候でした。
    実際に雨女だったら、どこに行くのも天候悪いなんて可哀そうすぎる。不思議な世界観に浸れました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    二度目のSPIRAL MOONは前回に同じく「劇」小で。ウテン結構作品を初めて取り上げた上演の由。一時間余の小編である。私としては物語の要素を回収し切れたのか?という戯曲の問題が残ったが、若い作家の若い作品をSPIRALの手で端正な舞台に仕上げた、と見るべきだろうか。

    ネタバレBOX

    雨男、雨女に着眼した意欲的な作品だが、Spiral所縁のはせひろいち氏ならばどう書いたか、前川知大なら?などと想像する。SFや空想科学なフィクションで重要なのは設定で、役者がその世界を生きられているか。私が観た組はその存在である主役は秋葉女史。初日だったせいか台詞の一瞬のまごつきも(ステージが間近なだけに)見えたが、役の存在を人生観にまで落とし込めていたか、あるいはそれが可能なテキストだったか、気になった。彼女にとって雨は小さい頃からイベント毎に降られていたものだった、とすると、それが彼女自身にどう影響したか、また通った小学校は不運な年代として全校児童が共有する記憶になるものだろう。実は百発百中ではない、という事であれば、本人も周囲も奇異には感じなかったという事があるだろう(個人的にはその線で行きたい)、そうすると四人組の友達でやった「実験」の結果の捉え方もより緩やかになろう。それがある確信に至るまでもう一プロセス必要だろう、とか。
    エピソードは面白い。恋と友情の青春時代、そして雨女の由来に迫り「立ち向かう」人生の師として現れた姉の存在等。その人の人生にはいつも雨が降っている、というイメージは強く感覚に訴えるものがある。舞台はそれを意識した感があった。
    が、上記諸々により終演時に浄化へ到達しなかった後味である。以後のステージではどうなっているか、また別の組もあるとの事で、見てみたい気持ちはある。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    面白い。
    秋葉舞滝子 女史は演出の魔術師か、そんなことを改めて感じさせる素晴らしさ。
    舞台雰囲気の統一感、そこに漂う優しさ、温もりがじわっと広がる。丁寧な演出は いつも通りだが、「雨の世界」という独特の世界観を抒情豊かに紡ぐ。

    昨年、ウテン結構第6回公演「雨の世界」(サブテレニアン)を観ているが、やはり劇場・演出・役者等が違うと全く印象の異なる作品が出来る、ということを再認識。比べるのも どうかと思うが、終演後 秋葉さんと話した際、熟女が演じた と。ウテン結構は瑞々しさ、一方 SPIRAL MOONは、大人女性のしっとり感、その違いこそが作風であろう。
    コロナ禍で厳しい状況が続く演劇界、それでも<生>の演劇の醍醐味を存分に味あわせ 楽しませる、そんな<気概>を感じさせる公演。
    (上演時間1時間20分 途中休憩なし)【月組】

    ネタバレBOX

    舞台美術は、暗幕で囲い 上演前は中央に木製の椅子1つが置かれているだけ。床は切紙が敷き詰められている。場面に応じてテーブルや椅子を搬入 搬出もしくは配置換えをすることで情景・状況を変化させる。始めに運び入れられた木製の玄関ドア、それ以降に運び込まれるテーブルや椅子も形状こそ違うが 全て木製である。床の切紙が照明によって色づいた枯れ葉のイメージ、また木立の中を思わせる情景 といった全編<木>の温もりを感じさせる。同時に山奥か と思わせる。下手には 紫陽花の鉢植。

    物語は サスペンス風に始まるが、いつの間にか女同士の少し痛い友情物語に変転する。俗信の雨女、その悲哀と雨天(嵐)ゆえに知り合った女性の話を交差させ、「雨」をテーマにした物語を抒情的に紡ぐ。更に雨女になった謂われ といった家系的な繋がりを描くことで、更に深刻な悲哀を表出する。
    嵐の夜、1人の女・しおり(斎木亨子サン)が助けを求めて館のドアを叩く。館の主は幸子(秋葉舞滝子サン)といい、快くしおりを館の中へ入れる。冒頭、強風と雷鳴の音響、黒のフード付きマントを羽織った幸子の老婆風の佇まいや喋り方で怪しげな雰囲気が漂う。世間話をしているうちに、幸子が若いということが分かる。そして自分は「雨女」と言い出す。

    場面は 幸子の学生時代、親しかった友人4人(男2人、女2人)との思い出話だが、必ずしも楽しい思い出だけではない。運動会・野外行事などのイベントが雨で中止になったのは、4人の中の誰かが「雨女」もしくは「雨男」だからだという。さらに友人カミーユ(環ゆらサン)との恋愛を巡って仲違いをする。
    一方 しおりは、何でこんな嵐の夜に慣れない運転をしていたのか。幸子がしおりの様子から、状況を推理し始める。父親からの虐待、逃避行動するために嵐の日を選んだ。しおりが学んでいる心理学、その学問(心理)的な場面を「過去<幸子>と現在<しおり>」の物語として挿入する。幸子の回想としおり の現状が直接繋がる訳ではなく、それぞれの話を交差させ「雨」に纏わる物語を紡ぐ。

    興味深かったのは、「雨女」は家系でもあるような説明。農村地域、そこで雨乞いを司る家があったという。現象「雨」は、人によって、または時と場合によって捉え方(大切さ)が異なる。が、幸子の姉 福子(最上桂子サン)は小学校の教諭をしているが、学校行事のたびに雨が降り、自分の存在そのものが邪魔者扱いされる。自分ではどうすることも出来ない理不尽な宿命、家系・血の呪いのようなものを感じて、ついには…。

    演出で面白いのが、降水現象をパネルを使用した科学的な説明をする 一方、フロイトの心理学を、しおりと幸子の会話で説明していく。具体性と抽象性を交錯させたような描き方。
    音響は、暴風雨・雷鳴のサウンド・エフェクト、場面転換時はピアノの優しい音色。照明は全編薄暗い色調、そして話す女性の心象を浮き立たせるための、淡いスポットライトが実に効果的だ。
    役者は女優4人、男優2人の静かだが力のこもった演技で、不思議な世界へ上手く誘ってくれる。ラストは暗幕を開け 心象風景に光が差すような…。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    本日月チーム拝見しました。以前に別の団体さんでこの演目を拝見したことを観ていて思い出しました。でも、また違う感じで楽しめました。舞台ってこうだから面白いですよね。本団体さんは一つ一つ丁寧に作られている感じがして大好きな団体さんのひとつです。今回も、楽しく拝見しました。いつもいただく袋も使わせてもらってます。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    鑑賞日2023/06/16 (金) 14:00

    星チーム。80分。休憩なし。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    月組を観劇しました。
    雨をテーマにした、不思議な雰囲気を味わえる作品で面白かったです。
    音響の雨嵐が迫力あり、舞台を盛り上げていて良かったです。
    雨女の話は、あまり共感できないような・・という印象でした。
    不思議な世界を楽しめました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2023/06/15 (木) 19:30

    オフ日でしたので、この時期にぴったりのテーマ作品を2本観てきました。
    下北の「劇」小劇場。歴史を感じるローカルっぽい雰囲気が良いですね。
    「雨の世界」は、星組を鑑賞。大嵐の中、訪ねた男とその館に住む雨男のお話。
    何故、雨男が住んでいるのか。雨男とは何なのか。如何にして雨男になったのか。
    ちょっぴりファンタジーで個人的にはこの不条理っぽい世界観、好きです。

    ネタバレBOX

    意外と嬉しいのが客席に置かれたエコバッグ。
    舞台を観たぞって思い出せるし、プレゼント感があって良い案だと感じます。

    小劇場ながら、イス→ドア→机→まっさら等、場転を台詞と共に上手に差替える手法は演出家の腕。
    そして常時薄明り状態だった舞台に「最後の希望の光」とも言えるような、窓から指す光には
    今までの物語って何だったんだろう…って笑ってしまう位の、感動がありました。
    雨男の話自体に、面白くもそそられもしないけど、最初と最後の掴みが強烈だからこそ!
    良い作品だったなって思ってしまう魔法があると思います。演出を称えるべき劇作。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    月組さんの回を観劇
    ちょうどホントに雨の日であり
    なんかシンクロしてたかねぇ・・・

    舞台セットは床に色とりどりの紙を千切って撒いてあり
    舞台下手には赤が基調の紫陽花3輪飾ってあった
    開演前は舞台中央に椅子が一脚置いてあった
    開演後は黒子さんらが
    扉やテーブルや椅子やらを上げ下げしての
    舞台変換をされていました

    短編を伸ばした感じの
    少し不思議~♪な
    オハナシって感じの中編=75分の作品
    客席の各椅子にナンバリング等はしているが
    自由席であった

    ネタバレBOX

    大雨の中倒れかけた主人公が
    見つけた屋敷の中で雨宿りをしていて
    いろいろと話が出てきて
    繋がってー
    雨が上がって舞台中央で日が差し込んで
    明るい感じに終演とした話
    白いカーテンでの日の差し込みで
    せっかく飾ってあった
    サンキャッチャーとかのキラメキが
    今一つ目立たなかった感あり
    ・・照明とかで何とかはなるかしらん・・・

    星数は4にはしたけどー
    3.5~3.8ぐらいな感じではあったかなーって
    小劇場っぽさは良く出ていた気はしました
  • 実演鑑賞

    良い舞台だったと思います。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

     月組を拝見。梅雨の真っ最中に雨に纏わる話の上演だが、今作には他にも洒落が幾つか入っている。それは今作の物語が展開する屋敷の主の苗字であるが、他にもこの家主の家系とは反対の役割を演じていた旧家の苗字にも言えることで、ネタバレで少し苗字についても述べることにする。が、反対の役割を果たしていた旧家の苗字に関しては予想して楽しんでも貰いたい。(追記6.18、楽日だから自分の解釈を述べた)

    ネタバレBOX


     オープニングでは、激しい風雨と雷の中を女が一人。傘は風に煽られおちょこになったり吹き飛ばされそうになったり。遂には差すことを諦めざるを得ない。と、山中に一軒の家を発見。女は助けを求める。激しい風雨と雷鳴もあって家主は中々現れないが、この間、嵐に揉まれる避難者の様子や、傘の幾重にも亘る変形、激しい雷雨と強風の有様を板上に描かれた文様と照明、音響で見事に表現している。無論、シーンが変わればこの板上の文様は室内のカーペットとして機能し、そのどちらにも極めて自然に溶け込んでそのように見える文様を用いている点にも演出の優れた美意識が見て取れる。
     本筋に入っての展開は異常気象の影響なども少々挟みつつ、幸子としおりの対話を中心に展開するが、その話の中で、こんな嵐の中女独りで出掛けたしおりの事情を幸子が推理、幸子の推理は鋭くしおりの抱えている問題も明らかになり、今作の主題・雨に纏わる幸子と姉、福子の宿命が描かれてゆく。(ここにも姉妹の名で洒落が入っている)先に述べておいた幸子・福子姉妹の苗字を挙げておこう。エビフライ(表記は不明)である。某地方の旧家であるが農耕が産業の中心であった頃、日照りの際に雨乞いをして雨を降らせる家系の末裔なのである。反対に長雨などの際、好天を齎す家もありその家と共に両家は村人から尊ばれ“ひじり”と称されていたが漢字表記は“聖”ではなく“日知”と記す。何れにせよ村の旧家でそれぞれ大きな屋敷を構えていた。その家系に生まれた姉妹は巫女的なDNAを持っているということなのか、二人揃って所謂“雨女”である。殊にハレとケに関してはハレの時に限って雨を降らせやすい。子供の時からそんな宿命を背負った姉妹は皆が楽しみにしている運動会や祭り、ハイキングや修学旅行等々に必ず雨を降らせてしまう。そんなこともあり鬱陶しがられるようになる。然も姉は子供の頃から教師志望、実際に小学校教諭となり担任も任されるようになっていたが、修学旅行のある上級生は受け持たず、運動会などイベントの際は休暇を取って子供たちの楽しみに水を差さないように配慮してきた。然し担当を外されてしまった。子供好きの姉にとっては大変なショックでその後も示唆されているが、幸子は幸子で幼馴染四人組の男の子、健一郎に憧れていて、思春期に矢張り四人組内の親友・カミーユに彼を取られてしまった。カミーユは、幸子に健一郎が好きだということを既に知らせてはいたので「裏切り」には当たるまいが幸子は落ち込み、直接健一郎に念を打ち明ける、然し結果は“雨女だからダメ”という拒否であった。この姉妹の雨女という宿命に対する態度は形としては可成り異なる。姉は気丈に明るく振舞おうと努力し続け一見アグレッシブで明るい優等生と映るが、一旦ことが起こると挫折しポキンと折れてしまうことを自覚しており、実際そのように行動する。が、妹の方は悔しさや宿命のどうしようもなさは面白くないもののその宿命と何とか折り合いを付けつつ一見ディフェンシブであるようにもパッシブであるようにも見える。その生き方が現実の齎す有難くはない宿命を現象学者のように観察し、どこか距離を置くことで生き延びるような靭さを秘めていると感じさせる。この姉妹の性格の差が、姉の背負った宿命が齎したと察せられる結末と妹のそれとを分け、その余韻が残っている状態でラストに繋がるのだが、しおりがホリゾントに掛かった黒幕を若干開けると、鈍色の外界が見える。このセンスの良さ! は格別である。
  • 実演鑑賞

    雨女

    ネタバレBOX

    何の比喩だろう?
    観客の数だけ解釈があるのでしょう。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    初日、月チームの回。前日まで、雨の中を劇場まで向かうことになるだろうから、この舞台を観に行くにはちょうどいいかなと思っていたのに雨が止んでしまい、ホッとしたような少々ガッカリしたような、こちらの勝手な思い込みのせいで妙な気分のまま開演を迎えることに。序盤はこのモヤモヤに邪魔されたものの、徐々にこの不思議な展開に引き込まれ、星チームだとどうなるのかという興味も湧いてきた。

この公演に関するtwitter

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  1. 団長出演のSPIRAL MOON「雨の世界」観てまいりました。今日はめっちゃ晴天夏日でしたが雨の世界。気が付いたら目から雨が降ってしまいました。団長め……。あと受付でちょっとトラブルありましたが無問題! そして一緒に観てくれた観劇… https://t.co/aYfcIeUB8c

    1年以上前

  2. SPIRAL MOON「雨の世界」星チーム80分休無 劇団2度目。面白かった。独特な世界観。前回観た作品は難解に感じたけど今回はとても分かり易い。雨男ってなんだろうとかどうしても考えてしまうんだけど、言葉にしてしまうととても脆い、… https://t.co/aYybpOZvjd

    1年以上前

  3. SPIRAL MOON「雨の世界」観た。(昨日) この時期にピッタリ。雨女さんのせつない物語(星組は男性バージョンだそう)。 ラストが美しかった。 ゆらちゃんはなかなか大変な役をさらっとやってる😄!さすが! https://t.co/vv79wNA7oC

    1年以上前

  4. 下北沢「劇」小劇場。雨の世界。女性メインの月組を観劇。ラストシーンすごくよかったの〜〜!!(ネタバレになるから教えない) 客席に横浜演劇人多かったな。笑 3枚目の写真は花の名をグーグル検索する人々。そして勘でエンゼルトランペットと… https://t.co/IyPaoOqtgm

    1年以上前

  5. 本日は下北沢『劇』小劇場にてSPIRAL MOON『雨の世界』を観劇に来ました。 何気に演劇も好きです。 そして下北沢は基本的に好きw https://t.co/jhFNwPqLEu

    1年以上前

  6. 今週の「劇」小劇場 SPIRAL MOON 「雨の世界」 2023年6月14日(水)~6月18日(日) 作 雨々アメ(仮)(ウテン結構) 演出 秋葉舞滝子 全席自由 前売・当日共¥4,000 ハンディキャップ割引¥3,0… https://t.co/jtooTP80m2

    1年以上前

  7. 世田谷区「劇」小劇場 雨の世界(6/14-18) 案内に、本公演に手話通訳などの情報保障は付きませんが、聴覚障害をお持ちの方にも公演をお楽しみ頂けるよう開演前に脚本をお読みいただけるサービスを行っています。合わせてご利用下さいませ… https://t.co/foVW94Jps4

    1年以上前

  8. 針仕事が辛いお年頃…きゃ😆 SPIRAL MOON「雨の世界」下北沢「劇」小劇場 2023年6月14(水)~18日(日) 前売・当日:4,000円 詳細は「雨の世界」特設サイトをご覧ください… https://t.co/IiDsWX8ooC

    1年以上前

  9. はい😆愉快な仲間たちです! SPIRAL MOON「雨の世界」下北沢「劇」小劇場 2023年6月14(水)~18日(日) 前売・当日:4,000円 詳細は「雨の世界」特設サイトをご覧ください… https://t.co/wNM2axxAb8

    1年以上前

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