満足度★★★
これは見る人を選ぶ
自殺未遂(リストカット・薬物など)の女性劇作家を中心とした話。
120分を切るくらいか。
ストーリーと言うよりも、シーンシーンにみどころを求めているような構成のように見えた。
見る人を選ぶ作品。
女性劇作家と同じような境遇・経験のある人にはどう見えるのだろうか。
満足度★
失敗作、だと思う。
2時間がとにかく長かった。
主催者はこの作品を上演すためにずいぶん長い時間をかけ作品を解読したらしいが、それが成果を上げているとは思えない。
演出家の頭だけで考え、自分の狭い世界より外に出ることが出来なかったように思う。
どれが正しいと言えるような作品ではないが、作品の解釈を誤っているとしか思えない。
また、役者の演技もカッコつけばかりで、原作に全く書かれていないセリフを喋らせたりと、なぜそんなことをさせるのか理解できない。
それが効果があると思ったのだろうか。
ホールが会議室のようなところで音響が悪かったせいもあるが、音楽と役者のセリフのバランスが悪く、声が聞き取りづらかった。
ロングラン公演だということなので、これから劇的に変われば面白く見ることもできると思う。
原作脚本を読み直してみようと思う。