劇団文化座公演126 劇団創立65周年記念 靉光生誕100年
~夢しぐれ東長崎バイフー寮~
実演鑑賞
俳優座劇場(東京都)
2007/06/21 (木) ~ 2007/07/01 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://bunkaza.com
期間 | 2007/06/21 (木) ~ 2007/07/01 (日) |
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劇場 | 俳優座劇場 |
出演 | 前田海帆、後藤晋、中村公平、高橋美沙、長束直子、佐々木愛、伊藤勉、阿部勉、津田二朗、鳴海宏明、佐藤哲也、米山実、沖永正志、白幡大介 |
脚本 | 原作窪島誠一郎、脚本杉浦久幸 |
演出 | 西川信廣 |
料金(1枚あたり) |
2,750円 ~ 5,500円 【発売日】2007/04/23 一般5,500円 Uシート3,850円(平日のみ) 高校生以下2,750円 ※Uシート、高校生以下、ハーフ・プライスは劇団でのみ取扱い ☆6/28(木)PM7:00の部のみハーフ・プライス=2,750円均一 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | <人間なんだ…。 この国の…、同じ風景を見て育ち、同じ自然を見て感動し、 泣いたり笑ったりしている…、この国の人間を僕は信じる…> 靉光という画家をご存知でしょうか? 〈あいみつ〉とも〈あいこう〉とも呼ばれますが、本名は石村日郎。 昭和の初期、〈池袋モンパルナス〉と謳われた池袋界隈において靉光は生活していました。 様々な芸術家たちが寄り集い、活況を呈した池袋モンパルナスの住人たちが、時代が戦時体制へと染め上げられていくなか、芸術家として、また人間として苦悩を抱えながら、それでも芸術への情熱を燃やし続けていく。 そんな彼らの思いは、戦中戦後の演劇人たちの思い、つまりは文化座の創立期のメンバーたちの思い、そして現在の私たちに繋がっているはずです。 「無言館」「信濃デッサン館」館主で作家の窪島誠一郎氏の、芸術家の情熱やエゴを厳しく問うた原作戯曲を、今回文学座の西川信廣氏に初めて演出をしていただき、新鮮なキャスティングで、これまた魅力的なスタッフとともに、創立65周年を飾るこの珠玉の作品に、ぶつかっていきます。 一見明るく楽しく、その実とても深みのあるこの作品を、存分に味わってくださいませ。 皆さまのお越しを劇団一同お待ちしております。 ☆1970年、国立の近代美術館において、ある男が鉄パイプを振るい、展示された絵画を破損させる事件が起こる。日本が誇る画家たちによるそれら作品群の中に、靉光のものも含まれていた―― 昭和の初めから敗戦にかけ、池袋とその周辺は、芸術家たちが集い、芸術の都パリに倣い〈池袋モンパルナス〉と呼ばれた。散在する下宿やアトリエ群の中に、詩人・花岡謙二が営むバイフー寮(培風寮)もあった。夢を追い、芸術を探求し、あるいは挫折し、そしてみな貧しかった。なかでもその力量と芸術への真摯さで存在を際立たせていたのが画家・靉光である。 時代が戦争へとその落下速度を増していくなか、バイフー寮の仲間たちも否応なくその渦中に巻き込まれていく。そして1944年、ついに靉光も応召し戦地に赴くことに……。 絵を描くことに全てを賭け、そして戦争に散った靉光。そんな彼の作品が、なぜ二十余年も経って無残にも傷つけられなければならなかったのか? 芸術とは――、人間とは――、そして時代のなかで生きるとは―― 風薫る好季節、日中は汗ばむ陽気となってきました。 |
その他注意事項 | |
スタッフ | 美術 朝倉 摂 照明 桜井 真澄 音楽 川崎 絵都夫 音響 齋藤 美佐男 衣裳 中村 洋一 舞台監督 森 正夫 演出助手 和田陽子 宣伝美術 司修 制作 中山博実 |
この国の…、同じ風景を見て育ち、同じ自然を見て感動し、
泣いたり笑ったりしている…、この国の人間を僕は信じる…>
靉光という画家をご存知でしょうか?
〈あいみつ〉とも〈あいこう〉とも呼ばれますが、本名は石村日郎。
昭和の初期、〈池袋モンパルナス〉と謳われ...
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