満足度★★
ユニークでしたな
舞台上の3m四方のマットを、客席側を残して3方”コの字型”客席配し。
赤い客席も舞台セットとして用いた、面白い設定でした。
人によるのでしょうが先にパンフ見ておかないと、
何を表現しているのか判り難かったですね。
舞台上でのみの表現を受け止める様にしている自分としては、
ナレーション入れるとか(今回の作品には合わない演出だとは思う)
先に設定読むように薦めておくとか、
劇場内に入った時から舞台は始まっているんだと、
観客を誘導することも考えて欲しく思いました。
満足度★★★
みなとみらいの街のような作品
終演後、劇場を出ると目の前には3つのビルが並んでいる。
冬の夜空に照明が映えきれいだが、埋立地を開発した
みなとみらいの街は人工的で、無機質だ。
本作は、自分には、そんな作品に感じられた。
実験的な。
ほんと結構、実験的な作品でした。
こういう作品って他人の感想が気になる。
アネットにしては欲求の誇張が減ったように思う。
無機質な動きが増えた印象なのはなぜだろう?実際はそんなことないのだけど。
そのためか面白い瞬間がいくつもあったと同時に正直、眠くなる瞬間も少なからずあった。
客層が日本人だけでないことが、鑑賞に影響を与えるかなーと思ったけど、案外そんなことはなく、一人で芝居を見ている感覚だった。
同じ瞬間に同じことを感じた。っていう客席のうねりが今回感じられなかったなかったのはちょっと残念。