舞台で観る、芥川の言葉
びわ湖ホール・神奈川芸術劇場共同製作事業
実演鑑賞
滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール(滋賀県)
2011/03/26 (土) ~ 2011/03/27 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.biwako-hall.or.jp/
期間 | 2011/03/26 (土) ~ 2011/03/27 (日) |
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劇場 | 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール |
出演 | 安部聡子、石田大、大庭裕介、窪田史恵、河野早紀、小林洋平、谷弘恵 |
脚本 | 永山智行 |
演出 | 三浦基 |
料金(1枚あたり) |
2,000円 ~ 3,000円 【発売日】2010/12/23 一般 3,000円、青少年(25歳未満) 2,000円 ※友の会会員は500円引き(青少年を除く) |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | 独特の発話スタイルと強烈な印象を残す空間構成を特徴とし、近年、生き生きとした劇場言語を生み出す可能性が注目されている地点による作家・芥川龍之介の作品をコラージュした新作公演を、びわ湖ホールと2011年1月にオープンする神奈川芸術劇場の共同製作によって上演いたします。 芥川龍之介は大正期を生き、すぐれた短編小説を数多く残しながら35歳で自殺した、日本を代表する小説家のひとりです。その功績が広く認められる一方、芸術至上主義者、美文家、ディレッタントと、手厳しい批判に晒されてきた稀有な作家と言えるでしょう。 芥川龍之介の言葉を介し、「芥川龍之介」という小説家そのものをモチーフとして、近代と現代の狭間で生きる日本人を描きます。<声>の実験を重ねてきた地点により、芥川の硬質な言葉が小説とはまた違った色合いを帯びて舞台に立ち上がります。 構成は、芥川龍之介の後期作品より、河童の国の描写から人間世界を批判した『河童』、神経の病を描いた『歯車』、芥川の自伝的小説『或阿呆の一生』などを中心に芥川の残した手紙・小説をコラージュ。スケールの大きな作品として上演します。また、小説を戯曲化するにあたっては、劇作家・永山智行との共同作業という新しい試みにも挑戦します。 コラージュの手法により多くの作品を生み出してきた地点が、その集大成となる作品づくりを目指します。 ○3月26日公演終了後に第144回芥川賞受賞作家、朝吹真理子さんと三浦基さんによるアフタートークを開催!!○ 3月26日(土)公演終了後、小説家 朝吹真理子氏と演出 三浦基氏によるアフタートークが決定いたしました。 ※朝吹氏出演のアフタートークは3月26日公演のみ(27日公演チケットをお持ちの方もチケットのご提示でアフタートークのみのご参加可。公演終了後よりご入場いただけます。) 朝吹真理子(あさぶきまりこ) 1984年、東京生まれ。慶應義塾大学前期博士課程在籍(近世歌舞伎)。 2009年9月、デビュー作「流跡」を発表。2010年8月、新作「きことわ」を発表。 同年9月、「流跡」で堀江敏幸氏選考によるドゥマゴ文学賞を最年少受賞。 2011年1月、「きことわ」が第144回芥川賞を受賞。 ○「Kappa/或小説」関連企画○ 第1回 1月15日(土) 三浦基(演出)によるワークショップ 第2回 2月26日(土) 稽古場公開 ○「Kappa/或小説」公演ツイッター○ アカウント→kappa_aru_biwa ハッシュタグ→#kappa_aru_kt |
その他注意事項 | ※6歳未満のお子様はご入場いただけません。 ※都合により出演者等が変更になる場合があります。 ※お申し込みいただいたチケットのキャンセル、変更はできません。 ※チケットのお申し込み後、ご案内の期限内に所定の手続きをされなかった場合には、チケットの販売・引き渡しをお断りいたします。 ○「Kappa/或小説」関連企画○ 第1回 1月15日(土) 三浦基(演出)によるワークショップ 第2回 2月26日(土) 稽古場公開 ○「Kappa/或小説」公演ツイッター○ アカウント→kappa_aru ハッシュタグ→#kappa_aru_kt ○託児サービスのご案内○ 対象/1歳以上、6歳未満 利用料金/1人 1,000円 開設時間/開演30分前~公演終了後30分まで 申込方法/3月19日(土)までに「びわ湖ホールチケットセンター」までお申込み下さい。 TEL:077-523-7136(10:00~19:00) |
スタッフ | 原作=芥川龍之介 照明=吉本有輝子 映像=山田晋平 美術=杉山至+鴉屋 音響=堂岡俊弘 衣裳=堂本教子 舞台監督=鈴木康郎、大鹿展明 制作=田嶋結菜 |
芥川龍之介は大正期を...
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