劇団フルタ丸第7回公演
劇団フルタ丸第7回公演
実演鑑賞
しもきた空間リバティ(東京都)
2006/03/31 (金) ~ 2006/04/02 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://furutamaru.com/mabo.html
期間 | 2006/03/31 (金) ~ 2006/04/02 (日) |
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劇場 | しもきた空間リバティ |
出演 | フルタジュン、竹原じむ、星野祐介、相模時寿、川瀬アキヒロ、影山公祐、和田宜之、三村大作 |
脚本 | フルタジュン |
演出 | フルタジュン |
料金(1枚あたり) |
2,000円 ~ 1,500円 【発売日】2006/03/06 前売り1800円 当日2000円 *学生の方、受付にて学生証提示で当日1500円 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | 真夜中の将棋盤に、一人将棋の跡形。途中で眠ってしまったボクが指していたものだ。ボクの駒にも相手の駒にも、ちゃんとベストの一手を与えて指し合っていたはずだ。 けれど、勝つのはなぜかいつもボクだ。今夜も、このままいけば、間違いなく勝つはずだった。だって、すでに相手の駒は、たったの8つしかない。 「歩」「香車」「桂馬」「銀」「金」「角」「飛車」「玉将」。 布陣も何もなく、バラバラだ。これじゃあ、ボクの「王将」を守る「振飛車穴熊囲い」を崩せるワケがない。どうしてこんなに弱くて、どうしてこんなに強いんだろう。 自分よりブサイクだと思っていた親友に恋人ができたと知ったときも、大好きな芸能人がある宗教団体の信者であることを週刊誌で読んだときも、自分をイジメから庇ってくれた幼馴染を裏切ってしまったときも、好きな人が目の前で恋人とのSEXを恥ずかしそうに語るときも、おばあちゃんが死んだのにあんまり涙が出なかったときも、ボクは一人で将棋を指した。特にそんな夜は、勝てると安心した。 そんなボクにも明日から新しい生活が始まる。もう将棋を指す時間もなくなるだろう。 その夜、ボクは吸い込まれた。「玉将」として。 |
その他注意事項 | |
スタッフ | 照明 : 向井智子 照明協力 : 株式会社 art brain company 音響 : 浅田慎吾 映像 : 其式 衣装 : 清水久子(劇団×遊保堂) 宣伝美術 : 山下隼太郎 制作 : タナカソウ |
けれど、勝つのはなぜかいつもボクだ。今夜も、このままいけば、間違いなく勝つはずだった。だって、すでに相手の駒は、たったの8つしかない。...
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